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園のこだわり

みんなで作ったさるかに合戦!

2021/03/03

3.4.5歳児では、日頃から表現ゾーンを設定し部屋の中でも劇遊びを行えるようにしています。
今年の年長児クラスは、劇の題材を自分たちで話し合って決めました。1時間以上もの話し合いを二日間続け、やっとの思いで《さるかに合戦》に決定!題材が決まるとすぐに「台本を作る!」と3人の女児が張り切っています!子どもたちから出た案を保育士がパソコンに打ち込み、台本が完成!そして、はじめての劇遊びの日!クラスで集まると、その台本をもとに「次はサルが木に登るの!」「おらにも柿をとってくれーって言うんだよ」などとセリフや動きをレクチャーし、3人を中心に劇遊びがはじまりました!今までは子どもたちから表現を引き出して保育士が劇遊びを進めていましたが、今年は保育士の出番は一切なし(笑)子どもたちだけの力で劇が進んでいくことに驚きを隠せませんでした。回数を重ねるにつれ「おめんを作ろう!」「柿もあったらいいよね!」などと様々な意見を出し合い、その姿を見た他の子どもたちも台詞や動きを確認し、一人ひとりが自分なりにできることを頑張って取り組み、一つの劇が完成しました。
今年はコロナの影響があり発表会はできませんでしたが、せっかく作った劇なので保護者の方には動画で配信するという形をとっています。
目的を持ってみんなで協力したことで、一つのものを作り上げられた達成感は大きな自信につながったことでしょう。子ども主体の保育はとても大切だと感じられた出来事でした。

保育士T・S

真似したい!

2021/03/02

ここ数ヶ月、益々保育士の言葉や行動を真似したり、色々な事に興味を持ち始めた1歳児の子どもたち。

 

ある日の夕方、保育士が子どもたちの熱を非接触型の体温計で測っていると、「かーしーてー」とやってきた1歳児のAちゃん。

どうするのだろう、と興味が沸いたので、試しに体温計を渡してみることにしました。

すると、保育士に「おでこ出して」と言うので、言われるがまま前髪をあげおでこを出すと、「ピッ」と言いながら体温計をおでこに当ててくれたのです。

そして、そんなAちゃんと保育士のやり取りを見ていた他のお友だちもやってきて、Aちゃんの前に座ると、保育士の真似をして自分の前髪をあげ始めました。

Aちゃんも楽しくなってきたのか、「ピッ!ろくどでーす」と次々お友だちのおでこに体温計を当てて、普段の保育士の様子を忠実に再現してくれました。

 

そして後日、子どもたちの遊びを見ていると、組み立てたブロックをお友だちのおでこに当てる姿が…。

「何してるの?」と尋ねると、「お熱測ってるの!」と答えてくれたのです。

 

何でもかんでも真似をさせてあげられるわけではありませんが、大人の真似をしたがる時期だからこそ、子どもたちの「真似したい!やってみたい!」という気持ちを受け止め、危険のない範囲で真似する姿を見守っていけたら良いなと感じました。

また、私たちが当たり前のように行っている些細な行動でも、子どもたちにとってはすごく魅力的で、遊びに発展していく事もあるんだということにあらためて気付く事の出来た可愛らしい出来事でした。

 

保育士 Y.A

残りわずか…

2021/02/24

年長のお友だちもあと少しでこの保育園を卒園します。その前に1年間一緒に過ごしてきた34歳児のお友だちとは3月でお部屋が離れてしまいます。(3月から新しいクラスへ移行するため、年長児のみで過ごします。)

そんなことを子どもたちなりに感じているかのような姿が見られました。

 

給食前の自由遊びの時間。おままごとで3歳児の女の子が2人であそんでいました。すると、5歳児のAくんが「先生、あの2人まだあそんでるよ!片付ける?」というので、「お手伝いしてくれるの?」と聞くと張り切って「うん!」と向かっていきました。するとAくんは「もうすぐお兄さんいなくなっちゃうんだからね!お手伝いできなくなっちゃうから!」「こうやるんだよ!」「聞いてる!?」と片付けを手伝いながら言うのです。年中の時は年長の男の子について回っていたのに…と思うと感慨深く感じます。最近このような姿や言葉を目にすることが増えてきました。

保育士がぼそっと「卒園しちゃうのさびしいなぁ。」というと「大丈夫!あそびにくるから!」「Bちゃんと一緒に行けるもんね!」と友だちと小学校に行くことを楽しみにしている様子だったり、食事中に「Cくん何小学校いくの?」「ぼく○○小学校なんだー!」と言う会話が繰り広げられたり、とてもわくわくしている様子が伝わってきます。

 年長の自覚を感じるとともに、子どもたちなりに小学校への楽しみな気持ちが普段の姿に表れているなぁと感じました。その姿から成長を感じ、嬉しさ反面寂しさもあります。改めて残り少ない子どもたちと過ごせる11日を大切に過ごしていこうと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保育士H.M

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