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2020年 11月

どんなにおい?

2020/11/27

秋の園庭には、この季節ならではの魅力がいっぱいです。
畑に植えたさつま芋掘り、紅葉して落ちている色とりどりの葉っぱ、風に吹かれて落ちてくるどんぐり…子どもたちは身を持って秋を体感します。
その中でも5歳児Rちゃんは見た事ない木の実を発見しました。
「ブルーベリー見つけた!」と言うものの、園庭にはブルーベリーの木はありません・・・。Rちゃんにとっては宝物、大切にお部屋に持ち帰ってきました。
まずは匂いをかいでみます。「いいにおいする!」とますます正体が気になる所ですが、保育士に聞いて回ってみても皆正解を知りません。お部屋にある図鑑で調べてみることにしました。
秋のページを開いて、実とイラストを見比べるRちゃん。
似ている実がいくつもある中で
「これだと思う」と発見。(シャリンバイ)
わかって良かった…と思う保育士のそばで、実の殻をむき始めました。中からは黄緑色の実が出てきて、それも割ってみました。
真っ二つに割れ、さらに匂いをかいで「いいにおい!」と大喜び。
実は何の植物だったのかよりも、どんな中身でどんな匂いなのか、が気になっていたRちゃん。五感を使い秋を感じる子どもならではの感覚の体験をいっぱい積み重ねたいですね。

保育士 M.I

園庭での子どもたちの姿

2020/11/25

色々なクラスが遊ぶ園庭。年齢やクラスごとに遊ぶものも様々で、その日ごとに園庭に出ている遊具や遊びも異なります。

一歳児クラスのひよこ組でも、コンビカーやキャタピラなど様々な遊具を日ごとに出して遊んでいます。

3、4、5歳児クラスでも同様にその日ごとに色々な遊びを楽しんでおり、三輪車やおままごと、ボール遊びなど様々。

そんな上のクラスのお兄さん、お姉さんが楽しそうに遊んでいる姿を見て、ひよこ組の子ども達もやってみたい!と上のクラスの子がする遊びに、挑戦することも多くなってきました。

上のクラスの子に比べると、体格もかなり違いますが子どもたちなりに一生懸命挑戦しています。

最近は特に三輪車に挑戦する姿を多く見かけます。見様見真似で三輪車にまたがり、ペダルに足を掛けて漕ごうとする子ども達!

まだ上手く漕げない子が多いひよこ組ですが、一生懸命ペダルを踏んで漕ごうとしたり、足で歩いて進む子も。

中には保育士に後ろから押して!とお願いする子もいます(笑)

保育士が押すと動くペダルに合わせて足を動かそうとする姿もあり、上のクラスのお兄さんお姉さんと一緒に遊ぶ喜びも大きいように感じます。

 

またひよこ組の子ども達が頑張っている姿を見た上のクラスの子ども達も、

「後ろから押してあげる!」

「こうやって漕ぐんだよ」

と自分よりも年下の子ども達に優しく接してくれる姿も。

転んでしまったひよこ組さんを心配してくれたり、お世話をしてくれる様子もあります。

そんな優しいお兄さんお姉さんとの関わりも少しずつ増えてきており、ひよこ組のお友だちから「遊んで」と誘うことも。

みんなお兄さんお姉さんが大好きなんですね。

 

保育士A・N

憧れへ一歩前進!!

2020/11/20

2歳児クラスの子ども達は寒さに負けず戸外で元気に遊んでいます。最近は3・4・5歳のお兄さんお姉さん達が園庭のアスレチックに登って行く姿を見て”やってみたい!”と言う気持ちが強く、挑戦する子も増えてきました。園庭の約束として先生達は危ない時には助けられるけど登る時のお手伝いはできない。という事になっています。一人で登る事ができない子が登ってしまうと降りる際に危険を伴う為にできた約束です。子ども達もお約束を理解してくれているからか自分で頑張って登ろうとします。しかし、怖い気持ちもあってか時々下にいる保育士に振り向いてちゃんといるのかの確認もしています!

初めから出来る子はほとんどいません。怖くなってしまい途中で「やっぱりやめる。」と言い何日か途中まで挑戦して終了。

そして数日が経ち、また挑戦してみると足を掛ける場所や手で掴む所等自分で1つ1つ考え「こことここを持って…よいしょ!」と独り言を言いながら最後まで登る事ができました。上まで登る事が出来た時の驚きと喜びの笑顔は最高に輝いていました!それからは同じクラスのお友達に「ここ足掛けて~」と教えてくれるお姉さんに成長していました。

子ども達のやってみたい!という強い気持ちはとても嬉しい成長です。そして、最近では自分で出来ることが増えて来たり、一人でやりたい!という姿も多く見られます。日々の保育の中で私たち保育士が全て手を貸すのではなく、少し見守る事で子ども達の何を考えてどうしたかったのかがなんとなく見えてくることがあります。そして、子ども同士での関わりが生まれ、そこから発展していく面白さやコツコツ諦めずに挑戦してやってきたことで出来ることが増え、自信に繋がった成長を子ども達と間近で一緒に喜ぶ事が増えてきました。

更に最近では自らお友達が登っている所の下に行き「大丈夫だよ~そうそう!頑張って~」と優しく声を掛けてサポートしてくれるお姉さんもいます!そんな嬉しい心温まる出来事を今後も保護者の方とも共有していきたいです。

 

保育士N・T

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