日々アゲハチョウの幼虫の観察を続けていく中で、幼虫はどんどん大きくなり、その幼虫は蛹に姿を変えました。初めて見る姿に「動かないよ!」「蛹になってる!」と目を輝かせる姿がありました。
「あと何日ででてくるのかな?」「羽ってどうやってはえるの?」と子どもたちは興味をもって図鑑で調べたりしていました。
「まだかな?」「今日は出てくるかな?」と、子どもたちは毎日ワクワクしながら様子を見に行っていましたがある朝、登園してきた子どもたちが虫かごを見て「ちょうちょになってる!」「でてきてる!」と驚きの声があり、羽化の瞬間には立ち会えなかったものの、そこにはしっかりとアゲハ蝶の姿がありました。
「きのうまではまだサナギだったのに」「いつ出たのかな?」「見たかったなぁ」と残念そうにする姿もありましたが、見たかった瞬間が見られなかったことも、子どもたちにとっては待つ時間の大切さや命の流れを感じるきっかけになったように思います。