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2020年 10月

どうしたの?一緒にやろう!

2020/10/30

保育園の園庭で2歳児と1歳児と子がいて最初はお互い別々に遊んでいました。
しばらくすると1歳児のAちゃんが急に泣き始めてしまいました。
始めは保育士が声を掛けにいき、その場は泣き止むが、しばらくするとまた泣くというのを何度か繰り返していました。
そんなやり取りを繰り返しているうちに2歳児のBちゃんが泣いていることに気付き、何か泣いてるなっというような表情をして見ていました。それから保育士の方に「先生泣いてるよ」と声を掛けてくれました。
保育士が「寂しいのかな?誰か一緒に遊んでほしいんじゃないのかな?」というと自分からAちゃんの側にいき「どうしたの?」「これやる?」とAちゃんの側にあった砂場のスコップと入れ物を指さしながらそのままコップに砂を沢山入れてあげているうちに、側にお姉ちゃんが来たことで安心したのか、自然とAちゃんが泣き止み、Bちゃんがコップを渡してあげると笑顔が!
そのまま続けて「これもやってみる?」とBちゃんが提案して動物型になるのも一緒にやったり、AちゃんがBちゃんに対してこれもやってというようにまた別の入れ物を渡したりしながら遊んでいて、ちょっと前まで泣いていたのが噓のようでした。
子どもの力ってすごいですね!
そして2歳児の友だちが自然と下の子に優しく接する姿に成長も感じました。

保育士S.O

保育園ならではの関わり

2020/10/28

朝の登園時間。3.4.5歳クラスには0.1歳のお友達が気分転換をしにくることがあります。来るとすぐに3.4.5歳の子どもたちは「お名前なんていうの?」「かわいい!ちっちゃいなぁ…」と興味津々で近づき、頭をなでたり、「眠いのかな?」と表情を見て考える姿も。

ある日、アンパンマンのことが大好きな1歳児のAちゃんが泣いていました。そこで保育士がアンパンマンのおもちゃを渡すと泣きやみ、笑顔が見られるように。その姿を見ていた5歳児のBちゃんは「Aちゃんのためにアンパンマン描いてあげるの!」と張り切って絵を描き始めました。できあがった紙には、アンパンマンだけではなく10種類ほどのキャラクターが描いてあり、その横には分かりやすいようにキャラクターの名前まで書いてありました。あえて色を塗っていないのは、Aちゃんが塗り絵をできるようにと考えたそうです。裏には「Aちゃんへ♡」というお名前まで!

Bちゃんの思いやりを持った行動にほっこりとし、心が温まりました。さらにAちゃんのお母さんに手紙を渡すと、家に飾ってくれているそうです。

保育園だからこそ見られる関わりに、改めて異年齢での関わりを大事にしていきたいなと感じる場面でした。

保育士H.M

笑顔の威力‼

2020/10/23

日々子どもたちの成長を見守る中で最近、1歳児クラスの子たちが、自分の気持ちを少しずつ言葉で表現できるようになってきているな、と実感する瞬間があります。もちろん、まだ上手く言えないことの方が多いですが、相手に何かを伝えようとするその姿は、とても逞しく、微笑ましいものです。

先日、おもちゃの取り合いを目の当たりにし、お互いに”譲れない”という感情がぶつかりあっている真っ最中の様子でした。しばらくどうするのか見守りながら「こっちにもあるよー!」と他のおもちゃを紹介してみたり「順番こで使う?」と提案してみたり…。すると、それを見ていた0歳児クラスの子が、突然ケラケラと笑い始めたんです!そして、それを見ていた喧嘩中の2人も、その状況に顔を見合わせながら「ふふふっ」「あははっ」と大笑い!さらには、周りにいた子たちもつられて笑い出し、あっという間に「わっはっはっはー!!」となんとも愉快な子どもたちの笑い集団が出来上がっていました!あんなに怖い顔をして睨み合っていた2人も”なんのことだっけ”とでも言いたげな、すっかり忘れて違うあそびに出かけていきました(笑)言葉がなくても仲直りできてしまうとは…。笑うことの力は凄まじいのだと実感させられますね(笑)

新型コロナウイルス対策で、マスクを着用しながらでの保育が日常となり、私たち保育士の笑顔は子どもたちから見て”目”の部分でしか認識できません。ちゃんと伝わっているかな、表情って難しいな、と悩むこともありますが、それでも、子どもたちが笑顔を返してくれるのを見ると、どこか安心したり、もっともっと楽しく笑いの溢れる環境を作っていきたい、と原動力にもなります。毎日可愛い子どもたちに癒されながら、私もそんな子どもたちに負けないくらい、ニコニコ!キラキラ!な笑顔で日々過ごしたいなーと思う今日この頃です。

保育士 A.S

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