保育園では、お子さまによっては、ご自宅で過ごす時間よりも保育園で過ごす時間のほうが長くなることがあります。そのような環境の中で、同年代や異年齢のお友達、そして保育士をはじめとする様々な職種の大人たちとの関わりを通して、たくさんの「言葉のシャワー」を浴びながら、言葉を育んでいます。
当園では、日本のお子さまだけでなく、さまざまな国籍のお子さまもお預かりしています。0歳児から5歳児までのお子さまが一緒に生活し、特に入園したばかりの0歳児や1歳児は、初めて保護者の方と離れて園生活をおくります。また、外国にルーツをもつお子さまの中には、母国語と日本語という複数の言語環境の中で生活を始めるお子さまもいます。不安や緊張を感じながらも、子どもたちは、日々新しい言葉を吸収しています。
園では、職員が一人ひとりの名前を笑顔で呼びかけ、たくさん話しかけることを大切にしています。また、遊びや絵本の読み聞かせ、食事やおむつ替えなどの日常生活のあらゆる場面が、子どもたちにとって言葉を学ぶ大切な機会となっています。園庭では、異年齢のお友達と遊ぶ中で、新しい言語や表現を自然に身につけています。
昨年、兄弟で入園したA君は日本語とは異なる言語を使ってご家庭で過ごし、入園当初は日本語に慣れない様子も見られましたが、現在では、ご家庭でも日本語を話すことが増えたとお母さまが、嬉しそうにお話ししてくださいました。
このように、子どもたちは、大人が想像する以上の力で、毎日の生活の中から言葉を吸収し、豊かな言語力を育んでいます。当園では、一人ひとりの子どもたちに寄り添いながら、温かな「言葉のシャワー」を届けることを大切にしています。
看護師

副園長
