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園のこだわり

思いやり

2021/01/08

1歳児クラスの子の中には、0歳の時から保育園に通っている子が数名います。

 

ある日、0歳児の男の子Aくんが保育室にある玩具の型落としのフタを開けられずに困っていました。

その様子をじっと私の隣で見ていたBちゃん。しばらくすると、BちゃんはAくんの近くまで行き、「どうしたの?」と顔を覗き込んで聞きました。

型落としを持っているAくんを見てBちゃんは「開ける?」と言いながらフタを開け、中身を出し、Aくんに渡してあげました。

型落としを受け取ったAくんはすごく嬉しそうな笑顔を浮かべ、再び型落としを再開したのです。

 

この光景を見て、私は去年の入園したときのBちゃんをふと思い出しました。お母さんから離れることが嫌で泣き、遊びの中でも「やって~」と保育士に甘えることが多かったBちゃん。1歳児クラスになり、たくさんのお友だちが増えた中で、困っている子に自ら声を掛けて手助けをする・・・というBちゃんの行動に成長を感じ、とても嬉しく思いました。

 

また、まだまだ言葉でのやり取りが上手に出来ず、トラブルになってしまう事も多い0・1歳児クラスですが、そんな中でも、こうしたお友だちに対する思いやりの気持ちや優しさという感情も確実に芽生えているのだな、と思うと、0・1歳児の担任をしていて良かったな、と思う瞬間でした。

 

保育士Y・A

未来に向かって一緒にゆっくり歩き出そう

2021/01/06

あけましておめでとうございます。
今年は丑年です。仏教に関連すると 「うし」は忍耐と慈悲で表されます。

保育園は4日から子どもたちが元気に登園しています。子育てには忍耐と慈悲が必要と感じることが度々あります。
子どもが大人の思うように行動をしないとき、ついしかってしまいます。ある日、子(孫)と親との朝ごはんの会話で「パンは焼く?そのまま食べる?」どちらにも悩む子は答えるのに時間がかかっています。忙しい朝に、なぜ答えを出すのに悩んでいるの?親の方はイライラしてくる様子。このような場面は何回ともなく私も経験してきました。親の立場の時は、イライラしました。しかし、今はイライラしない。この場面で、子どもの方はどっちがおいしいかな?と考えていたのか、それともパン自体を食べたくなかったのか?考える内容を言葉にできなかった雰囲気でした。私の立場が違うと、こうも違うのか、イライラしていない。心の持ちように面白さを感じます。子育てに忍耐と慈悲を感じます。(無理やりな見解でしょうか?)

戸外では園庭に花が咲きだしました。暗い世の中ですが、春はそこまで来ています。自然の変化の在りようは変わらずにいるのに、また、子どもたちも変わらず成長をしているのに、生活様式がいつもと変わってしまいました。子どもたちも私たち大人も未来のある人間です。大変な時、今年は「忍耐と慈悲」をもってお互いを思いやりながら、ゆっくりと未来の道筋を見つけ出せるよう、協力をして、歩き出しましょう。                               副園長

 子どもたちの元気な登園を待っている園庭

行事を通して育まれる心

2020/12/25

 

12/8はお釈迦様がお悟りを開いた成道会がありました。
3.4.5歳クラスでは例年お釈迦様の像を作ったり、お悟りを開かれた時に座っていた菩提樹の木やお供物づくりをしています。
また、パネルシアターやDVDを見て成道会の話をしたりもしています。

人々が幸せに暮らす為にはどうしたらよいのか考えたお釈迦様

成道会の活動を行なった後子どもたちの姿の中に変化が見られました。
「先生ー!トイレのスリッパ バラバラだったから並べたよ!」
「おもちゃ出てたから片付けたよ!」
と、『自分の為』ではなく、みんなで使うものだから気持ちよく使えるようにしようと行動する姿が見られるようになったのです。

また、3.4.5歳は午前のおやつはありませんが成道会の日だけは午前中に牛乳を飲みます。
それは、修行をして身体が弱っているお釈迦様が村の娘(スジャータ)から牛乳で作ったお粥をもらって食べると心も身体も元気に回復したというお話があるからです。
普段牛乳が苦手で減らしている子もいますが、この日は頑張って飲む!といつもより多く牛乳を飲んでいる子がいたのです!

仏教徒にする為にこのような行事を行っているわけではありません。
行事を通して子どもたちは子ども集団の中で相手を思いやったり、誰かの為にこんなことをしてみようと感じたようです。
苦手なことにもちょっと頑張ってみようかな…
そんな気持ちも育まれていると思います。

今年は例年通りに行えないことがたくさんありました。
その中でも変わらずに子どもたちに伝えていきたいこと、体験してほしいことを行えるような取り組みを考えていきたいと思います。

担当 Y.S

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