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園のこだわり

絵本を通して見える世界

2025/11/21

2歳児クラスのつぼみ組で今年初めて公園に遊びに行きました。

その公園には東屋のような木の枝と葉でできた屋根があります。その日は風もあり、風が吹くたびに葉っぱが宙を舞っていました。その様子を見たあるひとりの子が「はっぱーまんだ!」と舞い上がる葉っぱをみて言いました。“はっぱーまん”とはクラスの絵本ゾーンにある葉っぱが風に身を任せてヒーローのように町中を飛び回るお話に出てくる葉っぱたちのことです。

一人の子がはっぱーまんだという声に反応するようにそばにいた子達も「ほんとだ!」「いっぱいとんでるね~」と話す子や両手を上に伸ばして飛んでいる葉を掴もうとする子、下に落ちている葉をみて、「はっぱーまんもうとばないのかな?」と心配そうに葉っぱを見つめる子もいました。

 

大きな葉っぱを見つけた子もおり、顔に葉っぱをあてて「みてかおがかくれちゃうよ」とお友だちと見合ったり「うちわみたいだね」と葉っぱで仰いでみたりと自分なりの楽しみ方で葉っぱの観察を行う姿がありました。

 

気に入った絵本を繰り返し何度も読む子ども達。そこから見て学んだモノや名前を遊びの中に取り入れてみたり、園庭や散歩に出かけた際に「えほんでみた!」と絵本の中のものと実物を見比べてみる姿があります。

日々の保育の中で絵本を通して得られたものを実際に形にしたり、観察できたりと子どもたちがワクワクする体験を見つけてみます。

 

 

保育士N.S

「やってみよう!」の気づきから広がる遊び

2025/11/07

つくし組(3歳児)の子どもたちは、幼児クラスに進級して半年が経ちました。子どもたちの成長は本当に早く、この半年の間に遊び方にも変化が見られます。

制作では、これまで“テープで止める”ことそのものを楽しんでいた姿から、ハサミで切った画用紙をテープで貼り合わせ、蛇や花など、イメージしたものを形にして楽しむ姿へと変わってきました。

ある日、そんなつくし組の子がブロックでパトカーを作りました。ブロックから伸びているのは、なんと麻紐です。 最初は、麻紐をいくつかテープでつなげて長くする制作遊びをしていたのですが、ひと段落するとブロック遊びへ。タイヤをつけて走らせることのできるパトカーを作っていました。 満足そうに走らせていたA君は、「そうだ」と思い出したように、先ほどの麻紐を手に取ります。そしてパトカーの一部を解体し、麻紐を挟んでみました。すると、手で押していた車が“引き車”に変身! “紐をつけたらもっと面白くなるかも”という気づきから実際に試し、うまくいった経験は、喜びと自信に繋がった瞬間のように思えました。

保育園では、このように子どもたちが試行錯誤しながら遊びを広げる姿がたくさん見られます。時にはうまくいかず悔し涙を見せることもありますが、その経験も大切な成長の一歩。 これからも保育園でたくさん遊んでいく中で、“どうすればできるかな?”“やってみよう!”という思いが、子どもたちの中でたくさんの発見につながりますように。

 

保育士M.H

大型遊具の挑戦と心の声

2025/10/31

園庭に大型遊具があります。これは、基本的な登り個所が2か所あり一か所は左側の梯子と、もうひとつは右側のロッククライミングから上る方法があります。

上は一方通行になっていて、左側の梯子からは大きい滑り台で降りる形で、右側のロッククライミングからでは、降り方が3つあり一つは上り棒で降りる方法。二つ目は、少し奥の丸い穴が開いているところから下がっているチェーンクライミングから降りる方法。三つめはてっぺんにあるロッククライミングを通り、左の大きい滑り台から降りる方法があります。

園の中でも、とても人気の遊具で常にだれかが遊んでいます。ですが、登るのに少し難しさがあります。1歳や2歳児の子だとなかなか登るのが難しい姿が見られています。登りたいけど登れず「手伝って~」と言われることがありますが、基本的にこの大型遊具は大人(保育者)が登らせてあげるということはしていません。それは、登れる力がないと降りることも難しく、怪我にもつながるので自分自身で登れることを保育者は見守っています。子どももやってみて登るか登らないかを判断したり、挑戦する意気込みの強さというのか、泣きながらも何度も挑戦している子もいます

この間、夕方の時間に2歳児クラスが園庭に出ていて遊んでいました。2歳児でも登れるようになった子がいて、最近登れるようになったのか「のぼれるんだー」と言いながら、嬉しそうにロッククライミングを登っていきます。S君はチェーンクライミングの所から降りていたのですがチェーンを使わずに、その丸い穴の端をもって飛び降りるくらい豪快な降り方を楽しんでいました。ロッククライミングすぐ横の登り棒からは降りる姿がないので、「ここからは降りないの?」と聞いてみるとSくんは「ここはちょっと怖いんだよ…」と。あんな豪快な降り方なのにここは怖いんだなぁと思ってしまいました。

もう一人2歳児クラスの女の子HちゃんもS君と同じように最近ロッククライミングができるようになり何度もチェーンクライミングを使って登り降りを楽しんでいました。Hちゃんにも「登り棒から降りないの?」と聞いてみると「ここ怖い…」と。そこで「先生下にいるから挑戦してみれば」と言ってみると、Hちゃんは降りたいという気持ちが強かったのか、怖がりながらもはじめて降りることができました!そこからは、何度も挑戦!こうなると子どもはあっという間にできるようになってしまいますね。それを見ていたS君。「Sくんもやってみたら?」と誘ってみると最初は「こわい…」と、でもHちゃんの降りる姿を見て刺激になったのか「やってみる!」と挑戦!登り棒からの降り方は、最終的に体を棒にあずけて手と足で降りなければなれないので怖さがあるようですが、S君は体を預ける瞬間は怖がっていましたが、あずけてしまうと教えなくても手と足を使って上手に降りていました! 私ははじめ、なんでこれだけは挑戦しないのかなぁと思っていましたが、子どもは一つの遊具に取り組むにしても、「これならできるかも」や「降りたいけど怖いしこれは危険だからからやめとこう」など、その都度自分のからだの声に耳を傾け挑戦しながら出来るようになっていくのかと感じました。保育園ではもちろん危険のないようにとルールや決まりがありますが、子ども自身が体の声に耳を傾けながら、自分で感じながら判断することも大切なのだと感じました。

保育士 N.H

 

 

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