MENU CLOSE

園のこだわり

春の珍しい?お客様?

2021/04/09

新年度が始まり、新しいお友達が増え、そしてひとつお兄さんお姉さんに進級した子どもたち。
保育園には毎年春になると珍しいお客様?がやってきます。去年はひょっこりたぬきが親子で訪れているのを早朝や夜見かけていましたが、今年は3月の日中に子どもたちと一緒にほぼ毎日のようにやってくる青鷺(アオサギ)をみることができました。
さて、ここでクイズです!なぜ青鷺はやってくるのでしょうか?皆さん分かりますか?……それは保育園のビオトープの中にいる金魚を狙って毎日のようにやってくるからなのです!
ある日、保育園の隣にあるお寺の屋根の上に止まった青鷺はじっとビオトープを見つめていました。なぜここに来たのかを知っている子どもたちは「あ!金魚食べにきた!」「あっち行け!」と青鷺に向かって叫んでいます。すると数分後に青鷺が園庭のビオトープの前に降りてきました。翼を大きく羽ばたかせて自分の目と同じ高さにいる青鷺に目を丸くして後退りする子、「キター!」とジャンプして喜ぶ子、「おっきい」とぽつりと声を発し、なかなか近くで見ることのできない姿に圧倒されてじっと見ている子…などなど反応は様々でしたが、最終的には3〜5歳の男の子たちがそばまで行き金魚を守ろうと追いかけ、青鷺は青空めがけて飛び立っていきました。
そして去っていったあと、1人の5歳の男の子が「金魚を食べるのはだめだよね」「でも…お腹すいてるんだよね…かわいそうだなぁ」と考えている姿を目にしました。隣で聞いていた私も「そうだね…金魚さんは食べられてほしくないけど、青鷺さんがお腹が空いたままなのも悲しいね。どこがでご飯が食べられるといいね。」と伝えると静かに頷いていました。

光徳保育園では、ホームページにも掲げている生命尊重の思いを伝える保育を心がけています。その場面はまさにその心が伝わっている…あたたかい心が育っているなと感じうれしく思った瞬間でした。改めてその男の子の気持ちに…心に触れた私は、今年度も物を大切にする気持ちや、人を思いやる心を遊びや食事、生活の中でたくさん伝え育んでいけたら…またその優しさの輪が広がっていくといいなと感じました。

(余談ですが、毎日青鷺から金魚を守っている方が他にもいらっしゃいます。それは…光徳保育園の園長先生です…♡)
保育士T.K

改めて「協力」の力を考えた一年でした

2021/03/31

桜の花が満開となると同時に気温も上がり、子どもたちは園庭で元気に遊び始めました。

保育士が用意をしたシートの上に 庭に落ちている春の花、花びら、そして秋にとったたくさんのどんぐりを子どもたちは思い思いにいろいろな形にしてあそんでいます。

その形は自分で考えたものや お友だちのやっていることをまねした後に さらに 自分らしさを加えることもあります。どのようなものになるか いつもワクワクしながら 見ています。一人ひとりの遊びから、お友だちとともにおままごと遊びになったり、町づくりになったりと 友だちとあそぶことで 人との関わりを学ぶ経験を積んでいることを実感します。

昨年から始まったコロナウイルス感染拡大防止のための生活の変化に右往左往した当初でしたが、今は落ち着いてさまざまな活動を始めることができました。

職員の各々の能力、保育技術を出し合い、いままでが当たり前の生活として考えていたことができない状況の中、子どもたちにどのような経験、体験ができるかのアイデアを出し合い 「今までの当たり前」を変えました。

保護者の皆さま、職員、そして 子どもたち、近隣の方々、園と関わる業者さんにも・・・多くの方の力をお借りして このコロナ感染拡大防止にの中の子どもたちのあそび、生活を支えていただきました。

今までの生活を変えることに対する力は、身体も心にも負担がかかりますが、その負担を職員も保護者の方もお互いを敬い、お互いの力を発揮できることに喜びを感じられることで 子どもたちの笑顔を糧にこの一年保育を進められたと思います。

これからも、子どもたちの成長の力を信じて 一日一日を大事に過ごし 保育園時代を過ごした出来事、あそびが多くの経験となり さらなる成長した姿を 見せてもらえることで 笑顔の連鎖を生み出されると期待しています。

3月末になりました。皆様のおかげで この一年も 身も心も大きく成長させていただきました。ありがとうございました。また、来月からもよろしくお願いいたします。

副園長

笑顔

2021/03/26

つぼみぐみ(2歳児)の子たちの三月から始まった第二園舎への移行も約一ヶ月が経ち、終わりをむかえようとしています。
新しい環境に戸惑い不安な表情を見せていた子たちも、登園時に見られる笑顔や日中の元気いっぱいな姿が増え、少しずつ慣れてきたように思います。ぐっとお兄さんお姉さんに見えるその姿に、一年前に第一園舎のつぼみぐみへ移行してきた時の事を思い出しました。

その時も子どもたちは、新しい環境に不安そうにしている姿も見られましたが、ほとんどの子が新しいお部屋に興味津々で、新しい玩具に夢中になり、思っていた以上に笑顔が多く見られていました。

そして今も、子どもたちの新しい環境に適応する力に驚きながら、不安から安心へと変わっている楽しそうな笑顔を多く見られてとても嬉しく思います。
4月からも、困ってしまう事やお友だちとぶつかってしまう事がたくさんあると思います。これからは保育士だけでなくお兄さんお姉さんにも助けてもらいながら、色々な経験をしてさらに大きく成長してほしいです。
そして一年後、新ゆりぐみ(4歳児)になり今度はお兄さんお姉さんとして移行をむかえ、どのような姿に成長しているかとても楽しみです。

 

保育士R.S

園のこだわり 園からのこだわりの発信です 採用情報 子どもたちの為に一緒に働きませんか?