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園のこだわり

友だちと

2021/05/19

新たなクラスが始まって1ヶ月が過ぎました。この間にも2歳児の子ども達が何を楽しんでいるか日々見ながら、保育室の環境や玩具を少しずつ変えてきました。

最近、電車の線路が電車ゾーンから大幅に飛び出し、ながーい線路を目にすることが多くなりました。ある日のこと、手作り電車をつなげること(磁石が入っていて連結できる)が好きなKくんが、電車をつなげ、線路の上を動かし始めました。すると、線路をつなげることが得意なYくんが、Kくん電車の線路が途切れてしまわないように、Kくんの前方に次々と線路を足していきます。その連携プレイが見事で感心してしまいました。

絵本ゾーンでは、子どもが手に取って見られる本の他に、保育士が読み聞かせをする本を別に用意しています。その本の表紙を絵本棚下に掲示し、「これ読んで!」と子どもがリクエストした本を読みます。子どもに人気の恐竜や動物、乗り物、季節に合った絵本を揃えています。特に人気の本が『でんしゃはうたう』。電車の先頭車両から見える景色と共に、「たたっ つつっつつ どどん~」という電車の音を文字化した本です。電車好きな子からリクエストを受けるのですが、読み始めると子どもは立ち上がってピョンピョン弾み出します。それに気づいた回りの子も入ってきて、みんなでピョンピョン!友だちの輪が広がっています。保育士N.W

虫に触れ学ぶこと

2021/05/12

春の草花、虫たちを沢山園庭でみられるようになり、子どもたちはどの年齢の子もお花や虫を身近に触れ過ごしています。
2歳児クラスの子どもたちも園庭へ行くとすぐに虫探しをはじめます。
保育園の園庭には畑があり、その畑の周りで虫を見つけた経験がある子どもたちはすぐさま畑へ。
1人の子がアリを見つけるとみんなで囲みジッと観察をはじめ、「どこ行くのかな?」「なんか食べてるのかな?」など色々と話をしています。しゃがんで見るよりももっと近くで見たい思いが強く、いつの日からかうつ伏せになり地面ギリギリまで顔を近づけて見るようになりました。
最近は見るだけではなく触ってみたいとの気持ちもでてきて、カップを使ったり、手で捕まえようとしています。素早く逃げてしまうアリを必死になって捕まえようとしている子どもたち。何度も挑戦するうちにアリを上手く捕まえたはいいものの、力加減が分からずつぶしかけてしまうことがありました。手から離してありが動けなくなっている姿を見てちょっと悲しそうな表情をしていました。「ありさんちょっと痛かったみたいだね。みんなもギュッとされたら痛いよね?」と話をすると「うん、痛い。」「痛いの嫌だね」と子どもたちから答えが返ってきました。「アリさんを近くで見たい時は、優しく触ってあげようね!」と伝えると「うん!」との返事が…話をしたからと言ってすぐに優しく触るなど力加減が上手にできるわけではありませんが、話をした後からお友だちが捕まえようとすると「優しくね!ギュッとしたらダメだよ!」と声を掛け合う姿があります。小さな虫にも命があることや、どうやって触れていったらいいのかなど動植物に触れる中で気づいていって欲しいなと思います。
保育士M.Y

小さな生き物

2021/05/05

寒さも和らいで暖かくなったある日、園庭で遊んでいる時に年少男児が地面に顔を近づけて何かを探していました。花びらを拾っているのかな?と思い近づき、「何しているの?」と聞いたところ「アリがいるんだよ!」と教えてくれました。その一言を聞いたお友だち何名かが「どこにいるの?」「僕も探す!」と集まってきました。「ここにいるよ!」「見つけた!」と興奮している子どもたち。「アリをお家に帰してあげなくちゃ!」と必死にアリを捕まえようと親指と人差し指を使い、つまもうとする可愛らしい姿が見られました。

その後も「ここにアリの家があるよ!」「ここからもいっぱいアリが出てきた!」「赤ちゃんのアリもいる!」とアリの観察を続けて発見した事を次々とお互いに教え合い、戸外遊びのほとんどの時間をアリ探しに費やして楽しんでいました。

大人にとっては「アリがいるな」の一言で終わってしまうであろう小さな生き物一つに対すしていろいろな発見が出来たりや優しさを持てる子ども達の姿見て、子ども達の何気ない発見を大事にしてきいたいなと思いました。(T.O)


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