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園のこだわり

日々の体験・経験を通して

2022/12/23

345歳児クラスでは、勤労感謝の日の辺りから、色々な職業があることを知ってもらいたいと思い、おままごとゾーンに警察官、コックさん、消防士さん、お医者さんの制服を出してみました。
すぐに興味を持ち、制服を着て遊びはじめた子どもたち。

警察官になった子は「悪いことをしている人はいないかな?見回りに行ってきます!」と敬礼をしながら、部屋中を歩いて回ったりとなりきって楽しんでいました。

何日かたったある日、子どもたちから「美容院に来ませんか?」と声がかかりました。子どもたちに手を引かれおままごとゾーンへ。
おままごとにあるものを使いながら、子どもたちで美容院を作りあげていました。
子「手の消毒と検温お願いします。」

子「では、こちらへどうぞ〜」

子「今日はどうしますか?こちらのメニューをご覧ください。」

保「カットとカラーお願いします。」

子「わかりました。長さはどれくらいですか?色はどうしますか?」などやりとりがありました。

そのあとはバンダナを使いケープにしたり、フォークをクシにしたり、ソースを使ってカラーをしたり…あるものを使って美容師さんになりきっていました。髪を洗う際は、首を押さえながら、顔には布巾を乗せて…細かい所まで再現していて本格的な美容院でした。
美容院を何日間か楽しんだ後は、ホテルごっこがはじまり、フロントの表示や朝ごはんのメニュー表など、必要だけど無いものは、友だちと手分けをして制作ゾーンで作り、揃えてからホテルごっこへ…。

日々様々なものに興味を示し、体験、経験し吸収したことを遊びの中に取り入れていく子どもたちには驚かされます。

保育士 M.Y

好きなものを選ぶということ

2022/12/21

今年も残すところあとわずかになりました。寒い日もありますが、子どもたちは顔を真っ赤にしながら元気に外遊びから帰ってきます。

 

先日、誕生会がありました。誕生会の日の献立は、いくつかのメニューの中から年長さんの誕生月の子が選んだものにしています。ピラフ3種類から選んだり、主菜のお肉料理を3つの中から選んだり…時には好き嫌いが合わない子同士で真剣な話し合いがされていることもあるようです(笑)
給食室もいろいろと考えて、人気のメニューや子どもたちが好きそうなものをいくつか挙げているのですが、不動の一番人気は「ウインナー」!12月の誕生会メニューも例にもれず「ウインナーピラフ」でした。

他の人気メニューはウインナーと同率1位で「鶏のから揚げ」でしょうか。魚料理も人気です。

野菜も好きになってほしいなあ、と思うこともあるのですが、人気の食べ物は大人も子どもも共通のようです。特別な日には自分の好きなものを食べたいですよね!

毎日顔を合わせると「今日の給食は何?」と聞いてきたり「昨日のおやつおいしかったからまた作って~」と言われたりするたび、食事に対して興味を持ってくれて嬉しく思っています。食事をしていて好き嫌いが出てくるのも自我の芽生えであって、「その子らしい選択をしている」という風にとらえることも出来ます。その選択肢を広げることが「食生活の豊かさ」ひいては「人生の豊かさ」につながることではないでしょうか。(大げさかもしれませんが…)

食事の時だけでなく「好きなお友だちと遊びたい!」「好きな道を通って帰りたい!」などもその子の「選択」です。例えば子どもたちが「給食の先生に今日の給食は何か聞く」という選択をしてくれたことだけでも嬉しいことなのです。

この先も子どもたちの口から、たくさんの「好き」が聞けることを楽しみにしています!

 

▼「ウインナー以外は好きじゃない!」と言いながらもモリモリ食べる誕生児さんです

 

栄養士 S.O

 

異年齢での関わりの中で・・・

2022/12/16

寒さも厳しくなってきました。今年もあと少しですね。光徳保育園では1階のフロアにほしぐみ(0歳児)とひよこぐみ(1歳児)のお友だちが過ごしています。(異年齢、たてわり保育といいます。)
日中のほしぐみ、ひよこぐみのお友だちはそれぞれのお部屋で過ごしているのですが、朝や夕方の登降園の時間は一緒のお部屋で過ごすことがあります。その時にほしぐみのお友だちが泣いているとひよこぐみのお友だちは「泣いてる!先生赤ちゃん泣いてるよ!」とほしぐみのお友だちに気づき、頭を撫でたり、少し姿勢を低くして赤ちゃんと同じ目線になる姿があります。自分よりも小さな存在にどう接すればいいのか子どもたちなりに考え、行動に移していました。
はたまた、ほしぐみのお友だちにとってひよこぐみのお友だちは自分たちよりもちょっぴり大きなお兄さんお姉さん。なので、"遊び”を真似するモデルとなります。バンダナでぬいぐるみをおんぶしたり、電車の玩具を連結させて遊んだり、保育士を困らせるちよょっとしたいたずらまで、、(笑)ひよこぐみの遊ぶ姿がほしぐみのお友だちの遊びを広げる糸口となっています。これは異年齢保育の強みだと思っています。
ひよこぐみのお友だちは小さな子と接する経験を積み重ねるたびに力加減や思いやりを学び、ほしぐみのお友だちは少し発達が進んでいるお友だちの姿を見て挑戦する経験を積み重ねて行きます。
そういった経験が積み重ねられるたびにできることが増え、自信となり、できた喜びから今度は他者へ”やってあげたい”へと繋がります。培われた経験は今後年齢を重ねるたび、さらに大きな力となると信じています。これからどのように成長し見せてくれるのか楽しみですね。

保育士M・W

▼泣いているほしぐみさんの頭をなでなで、、

▼きれいなイチョウの葉をどうぞ!

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