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園のこだわり

思う気持ち

2019/12/20

0.1歳児クラスでは、4月から比べ色々な玩具やお友だち、保育士と過ごしていく中で「おはよう」と自分からドアを開け、入ってくる子が増えてきて笑顔で保護者と離れる姿が多くみられるようになってきました。

そんな中、泣いて登園して来たAちゃん。お母さんと離れるのが嫌でお部屋に入れずにいました。

歌うことも大好きで、保育士が迎えに行き話しをしたり、大好きな歌を歌ったり、抱っこで迎え入れようとしましたが、いつもと違いこの日は、お母さんの洋服をぎゅっと掴みなかなか離れられずにいました。

その様子を見ていた子どもたち。遊びをやめ、どうしたのかな?と心配してAちゃんの近くに集まり顔を覗き込んだり、声をかけてくれる姿がありました。

するとBくんが泣いているAちゃんの近くに来て様子を見た後、おもちゃの置いてある棚の方へ…戻ってくるとペンギンのぬいぐるみを手にして、無言でAちゃんに渡そうとしていました。

Aちゃんはそのぬいぐるみを直接は受け取りませんでしたが、そのペンギンのぬいぐるみを見たあと、少し気持ちが切り替わったのか、自分からお母さんのもとを離れて、お部屋の中のお気に入りの別のペンギンの置いてあるおもちゃの棚へ向かっていきました。 ペンギンを手に取り顔を見ると、にこ~っと笑顔に♡

ペンギンは、ペンギンでもちょっと別のものでしたが、Bくんは、Aちゃんが普段からペンギンのおもちゃがお気に入りで大事に持っているということを見て、覚えていたようです。

まだまだ個々に遊ぶ事も多い年齢ですが、同じ空間で遊んでいる中でも、お友だちが遊んでいる姿をじっと見たり、泣いてる姿を気にしたり、小さいながらも、相手の気持ちを感じようとする気持ちが育っているということにとてもうれしくなりました。

これからも、お友だちを思う優しい気持ちを大切に、日々の関わりに目を向けていきたいと思います。

保育士M.Y

おかたづけ

2019/12/18

園庭での遊びがそろそろ終わろうとしている時のことです。年中児の女の子が、子どもが入れるような大きなケースを押しながら玩具置き場に運んでいました。

始めは順調に押していましたが、玩具置き場までは砂地で押していくのも大変な場所!

進んでいくと目の前に他児が作った泥の山が…。

そのまま押し進めていたものの、泥が行く手を阻み、力が足りず動かなくなってしまいました。それでも頑張って押し進めようとしているとその姿を見ていた一人の年少児の男の子が「動かないの?」「一緒に押そうか?」と声を掛けてくれ、そこからは力を合わせて泥の山に挑戦!

一度は動いたケースでしたが手強い泥の山に力及ばず止まってしまい、男の子は諦め遊びにもどってしまいました…。

また一人で頑張り始めた女の子。私が手伝いに行こうと思った時、ずっとその様子を砂場で遊びながら見ていた年中児の男の子が、そっと近付き何も言わずに手伝ってあげ、女の子は無事に泥の山を越え、玩具置き場までケースを運ぶことができました♪

遊びながらも、困っている姿に気づき助けていた姿に感動し、子どもを見守っているのは保育士だけではなく、子ども同士でも見守っているんだなぁと感じたひと時でした。

保育士 T.O

お月見

2019/12/13

園舎が離れている2歳児クラスの窓はとても広く、空がよく見えます。ヘリコプターの飛ぶ音が聞こえると乗り物好きの男の子は大喜びで手を振っています。
11月のある日、日が暮れて外が暗くなり空に月が見えました。Aくんがそれに気付き「あっ、おつきさま!まんまる!」と言いました。その声に反応してみんなで窓の外を見ると、きれいな月が見えました。「ほんとだ」「まんまるだね」と言いながらとってもキレイな月に子どもたちだけでなく大人も釘付け…調べるとその日は満月だったことがわかりました。
みんなで遊んでいたことも忘れ、すっかりお月見に夢中。
『もっと高い所から見たい』『もっと近くで見たい』という思いからか窓際にいすを持って来てその上に立ち、しばらくみんなで月を眺めていました。小さな体で見る月はとてもとても大きく見えているかもしれませんね。
子どもと一緒にいると、自然というものをとても身近に感じます。またみんなでお月見したいなぁ~、この冬は雪が降るかな?!降ったらみんなで雪遊びしたいなぁ~…これから訪れる冬の本格的な寒さも楽しみです。

保育士 M,I

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