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園のこだわり

子どもたちと保育士のほっこり会話集

2022/02/12

寒さがまだまだ続き、雪が降ることもありますが、園内では成長を感じ心がポカポカする場面があります。今回はそんなほっこり話をいくつかご紹介いたします。

①朝の受け入れ後、ママと離れて外を眺めていた2歳のSちゃんに「おはようSちゃん!今日は歩いてきたの?自転車に乗ってきたの?」と聞くと「うんとね〜バナナできたの〜ママとね、バナナできたんだよ〜」と返ってきました。バナナとはなんだろう?と思いましたが、嬉しそうに答えてくれたので、その日のお迎えで聞いてみると、とにかくバナナが大好きで朝夜は必ずバナナを食べ、バナナを持って寝ていたとのことでした♡

②お友達と遊んでいた5歳児のKくんが部屋を通りかかった私を見つけたとたんに駆け寄り「ねぇ、先生知ってる?」と嬉しそうに声をかけてきました。「何のお話かな?」と尋ねると、「あのね、もう鬼滅の刃は時代遅れなんだよ〜今は呪術廻戦がきてるんだよ〜」と誇らしげにテレビアニメの話を教えてくれました。知ってるよと返事をしようかと思いましたがKくんの熱い眼差しを感じ「へぇ〜そうなんだ〜Kくん教えてくれてありがとうね〜」と伝えるとさらに表情が明るくなり「うん!じゃあ先生ちゃんと覚えといてね!」と笑顔で念を押して去っていきました。知っている知識や自分の思いを伝えることの満足感を味わうことができてよかったと感じました。

③ある日4歳のRちゃんが私に話かけてきました。「あのさ、なんで先生はそんなに髪の毛が長いの?」
「うんそれはね、先生はヘアドネーションをしようと思って(髪の毛を寄付することを説明)たくさん伸ばしているんだよ」と答えました。すると「へぇ〜…先生ってけっこう偉いんだねぇ。」「がんばってねぇ。」と言いながら私の肩をポンポンと触りながら去っていきました。4歳の反応…大人のようでした。笑

毎日子どもたちとの会話に耳を傾け、ほっこりしながら私も園生活を過ごしてます。次はどんなお話ができるかなーどんなことができるようになるかなーと日々の成長と会話を明日からも楽しみたいです。

保育士・TK

植物には意識がある?

2022/02/09

 

 

保育園のベランダには小さな畑があり、そこにカブを植えています。
毎日カブに水をあげることが年長児のお当番の仕事。少しずつ育っていく様子を楽しみにして日々当番活動に励んでいます。

 

ある日の事。天気は曇り空で風も強く寒さを感じる日でした。

年長児A「今日は風が冷たいね」
保育士「ずっと外にいたら風邪ひいちゃいそうだね、上着着たいなら取りに戻る?」
年長児A「水やりはすぐに終わるから大丈夫だけど、カブも寒く感じるのかな?」
年長児B「それなら、寒い時は水より温かいお湯の方が育つのかな?」

と植物には意識があるのかな?という会話になりました。

 

カブの水やりも最初はお当番活動だから行うという姿勢も見られましたが、カブの葉が少しずつ増え大きくなっていくことで、成長する喜びを感じるように!!そして今回ではカブの意識について考えていました。
私自身複数植えてあるカブの成長の差(環境条件)などを気に掛けることはありましたが、カブ自身に意識があるかのかも?とは全く考えてもいないことだったので、子どもたちの気づきには驚きました。

この気づきは大切に育ててきたからこそ感じることができたことだと思うので、私自身改めて優しい心を持ち励んで行こうと思う出来事になりました。

絵本と共に

2022/02/04

私は2歳児クラスの絵本棚を4月から担当し、色々な絵本を選んできました。お薦めの絵本として本や講座で紹介されていたものを図書館で予約したり、図書館で展示されたものを手に取って「いいな!」と思ったものを借りてきたりしました。

子ども達に人気なのは、お化けが出てくる絵本です。『くずかごおばけ』は、嫌いな食べ物や古くなった物をくずかごに捨てる女の子が、捨てられた物のお化け達につかまりそうになるお話です。夏からずっと棚にある本ですが、今でも「読んで!」とリクエストが多いです。『もりのおばけ』はモノトーン調の本なので反応はどうかなと思いましたが、読んでみたら大当たり。幻想的な絵に惹かれるのか、怖いもの見たさを楽しむように「うわっ、お化けだ!」と頁をめくる毎に声を上げていました。

電車が大好きなKくんは『しゅっぱつしんこう』が大好きでした。いつもリクエストしてきて繰り返し聞いていたので、次第にお話を完璧に言えるようになりました。保育士よりも先回りして読む声が響き、微笑ましいです。

秋くらいから、『3匹のこぶた』『赤ずきん』『ももたろう』など簡単なストーリーの名作も出しました。保育士に「読んで!」と絵本を持ってきていた子達が、あらすじを覚えて(特に3匹のこぶた)、今では自分で絵本をめくりながらお話を読み進めています。『ももたろう』の巻末に載っていた歌も保育士と一緒に歌っているうちに覚えて、「家で歌っています」と連絡帳に書かれることも。先日も好きな絵本を棚から何冊も持ってきてお友達と並んで座り、それぞれ読んで楽しむ姿が見られました!(オオカミの真似も楽しんでいる写真です)。保育士N.W.

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