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園のこだわり

生活があそびに

2024/03/01

1歳クラスで子どもたちと保育をしていて、最近お友だちを意識するようになってきたなぁと感じます。

 

ある日幼児クラスの図鑑がお部屋にありました。

ある子が車を持ってきて図鑑の上で車を走らせてあそび始めました。

その絵の中には事故で車が壊れている絵と救急車やパトカーの絵も描いてありました。

すると絵を見て事故をなんとなく感じたようで、「バーンしちゃったねー」と保育士に知らせてくれたのです!

その後そばにやってきたお友だちにも自分なりの言葉と指差しでお友だちに事故を説明。

そんなやりとりに気づいた別の子が車を取りに行って一緒に図鑑の上で車を走らせてあそび始めたのです。

 

 

友だち同士で大人にはわからない言葉のやりとりを通して笑い合い、とても楽しそうな子どもたちでした。

もっとダイナミックに車を走らせられるように道路の絵が描かれた大きなシートを出してみたのですが、子どもたちにはこちらの小さな画面の方が魅力的だったようで、大人の思いとは裏腹に図鑑であそび続ける子どもたちでした…(笑)

 

最近ごっこあそびもとても楽しんでいます。

ブロックや積み木を耳に当てて「もしもし〜」と言っている姿があったので、保育士が手作り携帯を作ってお部屋に出してみました。

耳に当ててお話をしたり、保育士やお友だちに携帯を向けて「はい チーズ!」と写真をとる振りをする様子がありました。

そんな中、おままごとゾーンでビックリした光景が!

お気づきでしょうか。

キッチンシンクの棚に携帯を置いてお料理しているのです!

しかも携帯が倒れないようにコップやケースを支えにしています(笑)

お家でお料理する時の様子なのかもしれないですね。

 

 

また別の日。

幼児クラスの保育に入っていた時の子どもたちの姿です。

何をしていると思いますか⁇

 

実は学校ごっこをしていて携帯で勉強しているのです!

この布はタブレットなのか?パソコンなのか?わかりませんが、携帯で調べて布に道具を使って入力のようなことをしていました。

 

 

私の幼児期にはこんなあそび方は考えられませんでした…(笑)

時代と共に生活に変化が訪れている今、子どもたちのあそびも変化しているのだなぁと感じた子どもたちの姿なのでした。

 

保育士 Y.S

2歳児クラスの声

2024/02/21

成長とともに身振り手振り、言葉でたくさんの想いを伝えられるようになった2歳児クラスの子どもたち。今日はそんな子どもたちのほっこりする声をいくつかお届けします。

①涅槃会(仏様がお亡くなりになった日)の行事にちなんで塗り絵をしていると、Aくんが「ねぇーなんで仏様目を開けないの?色塗れば目覚ますかなぁ?」「あれ?起きないね…仏様」…一生をとげることへの理解は難しいかもしれませんが、自分がなんとかしてあげたいと言う思いやりが育っていますね。

②重なりあっているぬいぐるみをみて、顔を近づけて「あーい」と言いながらぬいぐるみに微笑みかけているBくん。するとその1つのぬいぐるみを持ち上げ、高い高いのようにしながら目を合わせてて「ねぇー」と笑う姿が。…小さいぬいぐるみを可愛がろうとする優しさや、ご家庭での愛情を感じました。

③Cくんがデュプロブロックで遊んでいるところに、Dくんがやってきてニコッと笑って手を出し一言「貸して〜」と言ってきました。するとCくんは顔をしかめながらも「え?これが使いたいの?…あーうーん、じゃあいいよ」と渡してくれ、Dくんもうなづきながら一緒に遊び始めました。…多くは語り合わなくても思いが伝わることがあるのだなと感心してしまいました。

④霜柱が溶けた畑にたくさんの子どもたちが足を踏みしめながら遊んでいるところにEちゃんがやってきて、「なんでここ濡れたの?」「雨降った?」と聞いてきました。寒さで霜が降りることや、お日様で溶けてしまったことを伝えると「ふーん!そっか!なんかすごいね」と答えていました。…少しずつ自然現象にも興味を持ち、不思議を感じるようになったことに成長を感じました。

約1年間で様々な経験をお友達、保育士と重ね、もうすぐ年少組さんに進級します。(光徳保育園では3月から現担任と進級したクラスで1カ月過ごします)新しいクラスになってからは保育士だけでなく年長、年中のお兄さんお姉さんが遊びや生活を共に楽しみながら様々なことを教えてくれることでしょう。これからの子どもたちはどのような声が飛び交うのか、とても楽しみです。

保育士T.K

自然との関わり

2024/02/16

園庭にあるビオトープ付近では、探索をする姿がよく見られています。夏場はダンゴムシやアリ、バッタなどの昆虫が隠れていたので、虫探しを楽しんでいた子どもたち。冬になり、虫たちも姿を現さなくなってくると、ビオトープの中にいるタニシや、金魚などの水中にいる生物に興味を持ち始めた様子。

そんなある日、水面をじっと見入っている男の子。片手には、砂場で型として使っている容器が。何をしているのか尋ねてみると「みて!」と容器を見せてくれました。どうやら大きな水槽から、少しだけ水を掬い取ってみたら、何か生き物が入っていたとのこと。水に入っていた数ミリサイズの小さな生き物を見てみると、タニシが1匹。「これ、ヤドカリかな?こんなちっちゃいヤドカリいるのかな?」とじっと見入っていました。

またビオトープの周りには、スイセンや百日紅の木、かりんの木などいろんな種類の植物があります。ある子は、地面に落ちていた実を拾ったようで、拾ったよ!と見せてくれる場面が。「あっちにたくさん落ちてたよ!」と教えてくれた場所の近くには、百日紅の木が生えていました。木には、地面に落ちていた実と同じ物が実っており、見つけた物が百日紅の実と判明!そんな時にピューッと風が吹くと「風が吹いたから(木の実が)落ちたんだよ」と気づきを見せてくれる姿もありました。

タニシや木の実などいろんな生物を見つけた子どもたち。お部屋に帰る時間になると、年長組の子が「あった場所に戻してあげるんだよ」「捕まえた所で戻さないと死んじゃうんだよ」と採取していた子たちに知らせてあげる様子が。

ビオトープでの自然との関わりの中で、子どもたちの発見や気づき、これは何だろう?と探求しようとする姿、そして生命を大切にする気持ちが育んでいるようです。

 

保育士M.H

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