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園のこだわり

『お手伝い』

2021/08/04

 

 

 

 

 

 

さくらぐみを中心に多くの子が保育士のお手伝いを自ら行ってくれることが増えました。
最近ほぼ毎日行っているお手伝いは連絡帳をウォールポケットにしまうことです。
最初の頃は保育士が「お手伝いしてくれる人いないかな?」と呼びかけると「やってあげるよ!」と子どもたちが手伝いに来てくれました。
しかし、今では保育士が連絡帳をしまおうとしているのに気づくと「手伝おうか?」「誰もやらないならやってもいい?」と子どもたちから言いに来てくれます。
他にはトイレ掃除も手伝ってくれることがあります。トイレ掃除に関しては保育士が衛生面の配慮をして最初に掃除をしてから、仕上げの手伝いを求めていないにも関わらず「拭くのとか何か掃除てつだってもいい?」と自ら聞きに来て、手伝いをしてくれるようになりました。1人の子が掃除を始めると、それに気づいた他の子も「一緒にやっていい?」と参加し、子どもたち同士で誰がより綺麗に出来たかを比べ合っていました。
お手伝いを申し出てくれた子に「なんで先生のお手伝いをいっぱいしてくれるの?」と聞いてみると「お手伝いをしたら先生が助かるから」と言ってくれる子もいました。最初は単なるお手伝いでも、人のことを想い手伝う優しい心を持ち、行ってくれるようになった嬉しい出来事でした。

保育士Y.S

共感の楽しさ

2021/07/28

2歳児クラスでは友だちとの関わりが増えつつありますが、保育士と遊びたくて求めてくる姿もまだまだあります。

昆虫の小さな図鑑が大好きなAくん。私の所へそれを持ってくるとページを開き、「ん!ん!」と言って1つ1つ指差ししていきます。差された虫の名前を私は応え、Aも時々真似して言ったり、覚えているものは先にAが言ったりします。
珍しい虫のページになり、「ジンメンカメムシ」と私が応えます。「へえー」とA。突然変わった切り返しに、私は思わず笑ってしまいました。Aもケラケラ笑います。Aは次の虫を差さず、またジンメンカメムシを差し、私が応えると「へえー」。いつまで続くんだろうという位、繰り返されました。

砂場で私にコップとシャベルを渡すHちゃん。私は一緒に遊ぼうと、コップ8分目位まで砂を入れ、「ジュースでーす!」とHに渡してみました。すると、Hは受け取ったコップを砂場に逆さにかぶせ、上に抜き取りました。砂はくずれました。私はハッとして、次はコップの縁まで砂をギュウギュウに詰め、Hに渡しました。Hが再びコップを逆さにして抜き取ると...きれいな山の形が!私も、Hも、側にいた1歳児クラスの子もワーッと歓声をあげて拍手!その後も型抜きは続きました。
保育士N.W.

優しいお姉さん

2021/07/24

梅雨も明け、外で遊べるようになった子どもたち。園庭に出ると、水遊びや砂遊び、保育士と一緒に走る姿が見られます。子どもたちは、外でのびのびと遊べることにとても嬉しそうな表情をしています。私たち保育士も、元気な子どもたちの姿を見れるのは嬉しく思います!

1歳児クラスの大人気はコンビカーです。いつものようにコンビカーにまたがり、園庭内を走り回ります。私は、「みんなコンビカーに乗って走るのも上手になったな」と思いながら子どもたちが遊ぶ様子を見ていました。そのとき、横でズサーっと音がしました。パット見て見ると、1歳児の子がコンビカーに乗っていた所から転んでしまったようです。泣きそうな表情をしていました。近くに向かい、声を掛けようと思ったところ、一緒に園庭にいた3歳児クラスのお姉さんが、私よりも早く転んだ子に向かい、「大丈夫?」と声を掛けてくれました。私は引き下がり、その2人の様子を見ることにしました。

手を取り、立ち上がらせてくれます。コンビカーも直してくれます。そして、転んでしまい砂のついた汚れた服もパンパンとはたいてくれました。少し涙目をしていた1歳児の子も涙は引っ込み、「大丈夫だよ」と声を掛けられた事に嬉しそうな表情に変わりました。そしてまた元気に遊び始めます。私の出番はいらなかったようです(笑)0,1歳児は一緒に保育しています。転んでしまった1歳児の子もお姉さんに優しくしてもらったことを他のお友だちにもしてくれたら。小さなことですが覚えててくれたらいいなと思います。

保育士A・Ⅰ

 

 

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