MENU CLOSE

園のこだわり

優しさ

2021/09/24

遊戯室へ遊びに行く時間が近づき、おままごとで遊んでいた年中児何名かに「もう少ししたら遊戯室に行くから片付けしてね」と声を掛けました。すると遊んでいた年中女児Yちゃんが「こんなにいっぱいのおままごと片付けられない」とため息混じりに発しました。すると、その言葉を近くで聞いていた年長男児Kくんは「手伝ってあげようか?」と声を掛けていました。頷いたYちゃんを確認して一緒に片付けを始めるKくん。Kくんと一緒に遊んでいたお友だちもKくんの姿を見て片付けを手伝い始めました。そのためあっという間に片付けが終わり、待つ事なく遊戯室に遊びに行く事が出来ました。
また違う日に今度は年少男児Hくんの頬に手を置く年中男児Sくんの姿が見られました。何しているのかな?と思い,近づいてみるとHくんが上手くマスクをつけられずに落としてしまいそうになっていた事にSくんが気づいてマスクをつけてあげようとする姿が見られました。
3.4.5歳児クラスではこのようにお友だちが困っている姿に気づいて自分から手を差し伸べる姿が多く見られ優しく思いやりのある子がたくさんいる事に気づかされます。子どもたちの姿を自分自身も見習い日々を過ごしていこうと思います。
T.O

お友だちの存在

2021/09/22

4月から0歳児クラスの子と一緒に過ごし5ヶ月が経ちました。入園当初は保護者の方と離れる際に泣いてしまったり、保育士のことを後追いしたりと甘える姿も多くありました。今でもまだその姿はありますが、以前よりも減ってきてしまい成長を感じると共に…嬉しさもありますが離れて行ってしまう寂しさもあります。

 

1つ目の場面では、最近室内環境を変えゴロゴロゾーンを設置しました。元気いっぱい遊ぶことも大事ですが、ゆったりと体を休めることも大切ですよね。Aくんがお気に入りの玩具を持ちながらマットにゴロ~ン。しばらくするとBくんも来て2人でゴロン。特に何か話すわけではないですが、同じ場所で同じ体勢で同じ気持ちを共有しているのかな?と見ていて微笑ましく思えました。

2つ目の場面では、Cくんがブロックを組み立てていました。Dちゃんは少し前からいましたが、背を向けて他の遊びをしていました。ふと後ろを向きじーっとCくんが遊んでいる様子を見ていると、近くにあった同じブロックを Cくんが遊んでいるブロックに差し込もうと手を伸ばしていました。自分でやりたい!ともしかしたら拒まれてしまうのでは?と見ていましたが、それとは逆にその行動を受け入れ2人で組み立て始めていました。何度も挑戦すると、カポっとハマり2人でケラケラ笑い合っていました。

 

初めは保育士との関わりや1人遊びが主でしたが、集団生活を通し友だちへの興味が出てきて意識するようになったのではないかと思います。楽しさや嬉しさだけでなく、思い通りにいかず悔しさや我慢することも今後は増えてくるかと思いますが、そういう経験や気持ちを沢山味わいもっともっと成長する子どもたち、これからの保育でどんな関わりが見られるか楽しみです!

保育士F・T

「素朴なおにぎり」

2021/09/17

 

4歳児クラスのA君に「給食の先生、今日のおやつのおにぎりね、いつも少ないのにしていたけど、多いのをもらって全部食べたよ。食べてみたらね、おいしかったよ。」と声をかけてくれました。

お昼の主食がパンの時、午後はおにぎりやピラフ等のお米のおやつにしています。
ワカメやしらす、ゆかり、おかか等の素朴な味のおにぎりは子ども達に大人気とはいえません。ツナやひき肉を使った油脂の味、濃いめの味がするおにぎりはよく食べています。
保育士の案で、この素朴な味のおにぎりを楽しく食べてもらえるように、動物の形をした海苔をつけることにしました。海苔の効果はかなりありました。見た目がいつもと違うだけて、こんなにも違うのかと驚かされました。海苔つきのおにぎりは何回か提供しましたが、A君がおいしかったと言ってくれたのは「ワカメとゆかり」のおにぎりで、しかもその時は海苔がついていませんでした。それでも食べてみようとしてくれて、食べてみたらおいしかったと感じてくれたこと、それを話してくれたことをうれしく思いました。
食生活が多様化して、おいしい物の選択肢がたくさんありますが、ワカメやしらす等のやさしい塩味、おかかの旨味や風味、食材の持つおいしさをもっと伝えられたらと思います。

栄養士 A.S

園のこだわり 園からのこだわりの発信です 採用情報 子どもたちの為に一緒に働きませんか?