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園のこだわり

雑巾がけってたのしい!

2023/02/10

3.4.5歳児クラスでは給食後に5歳児がお部屋を雑巾がけしてくれます。
私も小学生の時にやった雑巾がけ、楽しかった記憶はありません。
でも、5歳児はとても楽しいようです。
毎日変わるお当番の子が担当してくれます。
食事が終わる頃お当番の子に声をかけて、準備をします。
保育士が掃き掃除をしている間、担当の子は食べかすが落ちていない所を雑巾がけしています。
Yちゃんいわく「こっちは練習」だそうです。
みんなが食事していてテーブルがいっぱいある所が「本番」とのことです。
普段はテーブルが並んでいるのですが、それを避けてスペースを空けているので広々としていて、そこの雑巾がけがどうやら楽しいみたいです。
それを5歳児はとても楽しみにしています。

この雑巾がけ、保育園の伝統なのです。
それは5歳児になる前の4歳児の1月から始まります。
もうすぐ1年生になる5歳児は、もうすぐ5歳児になる4歳児に雑巾がけのノウハウを教えます。
ペアになって行うので、マンツーマンで教えてくれます。
雑巾の絞り方から拭き方、洗い方や洗うタイミングまで教える子もいます。
3歳児の時から5歳児の雑巾掛けを見ている4歳児には、それはそれは憧れのお手伝い。
とても素直に教えを受け継いでいます。
伝統ってこうやって受け継がれていくんだな、と思わず感心する次第です。
部屋もきれいになるし、体幹も鍛えられバランス感覚も養えて、何より子どもが楽しい!
雑巾がけっていいですね。

 

今年も5歳→4歳への引き継ぎが始まる季節になりました。

保育士 M.I

ピカピカになったよ!

2023/02/09

3.4.5歳児では、食事をもらう際に主食・主菜・副菜それぞれ一人ひとりに食べられる量を聞き、子どもたちが自分で決めた量を完食できるようにしています。大人顔負けの大盛りを持って行く子もいれば、少ない野菜をさらに減らしてほしいと伝える子もいます。

苦手なものが多い3歳児のA君は、進級した時には、「減らす?」と聞くと「減らす!」と答え「減らさない?」と聞くと「減らさない!」とおうむ返しで返答することが多くまだ量を調節することが難しい様子でした。少なめでもらってみるものの、なかなか食べられずに残す日々が続いていましたが、最近少しずつ完食できる日が増えてきました。

先日、久しぶりにA君のクラスで配膳をすると、里芋の煮物を指差し「これ(里芋)は2つ、にんじんはひとつ」と伝えることができて驚きました。きのこごはんは「このくらい」と普通の量のものをもらい、鯖の塩焼きは「いっぱいください」と言っておかわりつきのものを持っていきました。完食できるかな?と心配する保育士をよそに「ピカピカになったよー!」と嬉しそうに食べきったお皿を見せてくれました。

進級してから約1年経ちますが、その中で自分の食べられるものと苦手なものが少しずつわかるようになってきて、完食する喜びを感じられるようになった姿に嬉しく思いました。
一人ひとりの成長をより感じられるこの時期、保育士になってよかったなと思うことがたくさんあります。

パズルは、楽しいだけじゃない!五つの効果と右脳の発達

2023/02/03

ある日パズルが大好きな1歳児のAちゃんが登園後いつもの様にテーブルに座ってパズル遊びを始めました。そばで見ていると、何と裏返しのままパズルを完成させたのです。初めて見る光景だったので、とてもびっくりしました。Aちゃんは、パズルの形を認識し絵を記憶していたのです。
以前幼児クラスでも年長児のBちゃんが30~40ピース位のパズルを真ん中から型に入れ始めあっという間に完成させたことを思い出しました。
パズルあそびは、楽しいだけじゃなく、五つの効果があります。➀指先が器用になる:ピースをはめたり外したりする事で手先を使う訓練になります。
②想像力を育てる:ピースを見ながら完成像を膨らませることで想像力を養う事が出来ます。
③観察力を育てる
④記憶力が良くなる:繰り返し遊ぶ事で絵の配置を自然と覚えていきます。
➄集中力を養う:絵を見る、形を確認する、はまる場所を探すという複数の事を考えるので継続的な集中力が求められます。
また注意力や観察力を鍛え、感覚的な部分を養う事は、右脳を鍛えるメリットにもなるそうです。
AちゃんやBちゃんを見て改めてパズル遊びのすばらしさを確認しました。
看護師

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