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園のこだわり

食べてみる?

2023/06/14

先日、2歳児クラスの子ども達への食育で、その日の給食の「小松菜ともやしのナムル」を目の前で作りました。
もやしを見せて、「これなんだ?」と聞くと、元気に「もやし!」と答えが返ってきました。「この緑のお野菜は小松菜だよ」と言いながら見せると、「こまつな~?」と緑の野菜の不人気さが伺える反応が…
ナムルのドレッシングを砂糖、しょうゆ、ごま油と紹介しながら、混ぜていくと、ごま油の良い香りがお部屋に広がり、「美味しそうな匂いする?」と聞くと「美味しそう!」「食べたい」と声があがります。材料をガラスボールで混ぜて、もちろん小松菜も入ります。子ども達の「がんばーれ!」の声をうけながら仕上げて、まずは私が味見をしました。「美味しい! 食べてみる?」と言うと、子ども達も口々に「食べたーい!」と言って、みんなで試食タイムです。
食べないかなという予想に反して、ほとんどの子が躊躇なくナムルを口に入れてモグモグしています。もっと小松菜を嫌がるかなと思ったのですが、食べてくれました。野菜の嫌いなA君とB君、保育士に誘われてナムルを受け取りましたが、しばらくにらめっこをした後、A君はパクっと食べました。保育士からも「食べた!」と驚きの声があがるほど、一口分のナムルを潔く口にしました。ちょっと嫌そうな顔をしていましたが、ちゃんと食べてくれました。
B君はもやしをずっと口元に持っていっては、匂いを嗅いだり、じっくり観察してみたりしていましたが、私が後片付けをして帰った後で、もやしを食べたそうです。普段の給食では野菜はあまり食べないA君とB君が、前回の食育でも手にした野菜は食べずに私に返してきた二人がちょっとでも食べたことは嬉しかったです。子ども達の成長を実感しました。こうやって少しずつチャレンジをしていき、食べられるものも増えていくのでしょうね。

栄養士 A.S

大きくなーれ!

2023/06/07

暖かくなり、春の自然が顔を出す季節になりました。
子どもたちも園庭で遊ぶ度に、「今日は何がいるかな?」と大好きな虫探しを楽しんでいます。
年長児のA君は保育士と一緒に1度蝶々の卵を探してから、そこから園庭に遊びに行く度に、「先生今日は卵探さないの?」「ここにいるかもしれないよ」と卵探しに夢中です。しかし毎回頑張ってもなかなか卵は見つからず…そんなある日のこと。他の年長児の友だちが保育園に来る時に葉っぱについていた黄色の小さな蝶々の卵を発見!その卵をみんなで育ててみることにしました。

卵から育てたことがないので、本を見ながら「これ何の蝶々の卵なんだろう?」「こっちかな?ん-でもこっちにも似てるしな」「ご飯は何が良いんだろう?お水はいるのかな?」とA君は真剣です。

朝保育園に来て1番に卵が元気か確認し、少し遊んだ後も、おやつを食べ終わった後も、何かした後にはすぐ卵のことが気になり、確認しに虫かごを覗いています。卵が葉っぱの上にいるのを確認すると、「良かった。ちゃんといる」と毎回ホッとした表情に。

 

飼い始めてから数日経ったある日、とうとう卵から小さな幼虫が生まれました。子どもたちが帰った後に生まれたので朝登園し、生まれた話を聞くと、目をまん丸にし「えー!本当に!どこどこ」と驚いた表情と共に、生まれた幼虫を見ながら、「本当に生まれたんだね」嬉しくてたまらないという様な表情もにじませていました。

「この子葉っぱ食べるみたいだよ!毎日葉っぱあげないとね」とより一層育てることに熱が入ったようにも感じました。

生まれてから一週間ほど経ちますが、毎日のように幼虫の姿を確認し、蝶々になるのを今か今かと楽しみにしています。自分たちで育てることを通して子どもたちに命の大切さが伝わればと思います。

蝶々になるまで大切にみんなで育てていこうね。

保育士S.O

マネっこあそび⁈⁈

2023/05/31

新年度も2ヶ月が経とうとしています。体調不良や感染症などが流行り、お休みしている子も多くいましたが、みんな少しずつ保育園の生活に慣れてきているかな?というところです。

0.1歳児クラスは日々の成長が本当に目覚ましく、発達の差も特に広いクラスです。昨日はハイハイしていた子が今日は立ってる!この前まで伝い歩きだった子がもう歩いてる!なんてことはよくある話(笑)今回はそんな0.1歳クラスのお部屋やお外での子どもたち同士の関わりやあそびの一コマをご紹介します!

まず最初は園庭!子どもたちの大好きなあそび場の奥には畑があります。先日ひよこぐみ(1歳児クラス)でも野菜の苗を植え、最初はお兄さんお姉さん中心でお水をあげてくれていましたが、その姿をじっと見ていたひよこぐみの子たちも”やってみたい!”といざ!ジョーロを手にします。ぎこちないながらも一度やってみたらそれがとても楽しかったようで、おそらく何を育てているかはわかっていませんが(笑)お外に行く度に畑を気にしています。

 

二つ目も園庭でのお話。ひよこぐみだけでなくほしぐみ(0歳児)の子たちも天気の良い日には一緒にお外へ行くようにしています。まだ歩けない子もブルーシートの上でのんびり感触あそび、探索などをしながら過ごしていますが、砂が手や足につくことに全く抵抗の無い子はシートを飛び出しグングン園庭の奥へと進んで行きます!その様子を見ていると、近くでコンビカーを押すお兄さんの姿がありました。ほしぐみの子もそれに気付き数十秒観察・・・。どうするのかな、とまたしばらく見守っていると誰も乗っていないコンビカーまで高速ハイハイで進んでいき(笑)背中の取っ手部分をガシッ!と掴みました。お兄さんのようにスピードは出なくても、うまくまたいで乗れなくても、ニコニコ嬉しそうにゆっくりコンビカーを押す姿が本当に可愛いらしい光景でした。

 

最後にお部屋の中でのままごとあそびです。ひよこぐみの子はお友だちとの関わりが増えてきて、机を囲んでは「どうぞー!」「いただきまーす!」とみんなでごはんを食べたり食べさせ合ったりとしています。おうちでご飯を作る様子も見ているからか、食材を切る、炒めるなど、料理の腕前も着々と上がっているように感じます(笑)そんな中、保育士のこともよーく、よーーーく見ているな、と感じた姿がこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

これは保育士の日常です。

午睡の時間に眠くなってしまったけれどうまく寝付けない子が続出し、おんぶと抱っこをしながら寝かしつけをしている保育士そのものです(笑)

私たちのマネをしながら楽しくあそんでいるのはいいのですが、なんだか複雑な気持ちにもなってしまいました(笑)

おんぶに抱っこ!もうしばらくがんばらせて頂きます!

 

保育士 A.S

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