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2021年 11月

「美味しい!」と言って食べてくれる子どもたち

2021/11/24

以前は給食を子どもたちと一緒に食べ、触れ合う機会がありましたが、コロナが大変な時期になってから子どもたちと触れ合う機会が減ってしまいました。

子どもたちと一緒にご飯を食べている時「美味しい!」「先生はどれ作ったの?」「これいっぱい食べるんだ!」と話し掛けてくれる子どもたちを見てとても嬉しくなりました!

最近は一緒にご飯を食べていないですが、園では食育を沢山行っています。例えば「さつまいもサラダの作り方」です。どんな風にこのサラダが作られているのか、また、どんなお野菜が入っているのかを少しでも知って、食べてくれればいいなという思いで行いました。
「このお野菜はなんだ〜!」というと「きゅうり!!」とすぐ答える子どもや、「前はあんまり好きじゃなかった〜」と答える子どもも。
でも、終わった頃には、「今日は沢山食べる!」と言ってくれる子どもたちを見て、やってよかったなと思いました!

その日以降、すれ違った時や、お話している時に「今日ね、いっぱい食べたんだ!」「美味しかった〜!」と言ってきてくれる子どもを見てちょっとでも伝わってくれたなら良かったなと思いました。
これからも、食育などで子どもたちと触れ合う機会を増やして、子どもたちが食に少しでも興味を持ってくれたらいいなと思います。

 

相手を見ること

2021/11/19

絵本ゾーンでの出来事です。

年中児の子が2人で絵本を一緒に見ていました。絵本ゾーンに来てすぐの時は、寝転びながら恐竜や昆虫の図鑑を交互にめくり見ていて、図鑑を見終えてからは物語の絵本を1冊ずつ順番に読むことに。
2人ともひらがな1文字1文字を声に出しながら読んでいました。しかし、文字を読むことに集中していた為か、読み終えると「面白かったね」「楽しかったね」などの言葉でなく「(読むこと)頑張ったから疲れちゃったよー」との感想を漏らしていました。

そんな様子を近くで見ていた年長児の子が「僕が読んであげようか?」と言いに来てくれました。年長児の子は「どの絵本がいいの?」と聞きつつも「この絵本のどれかなら読んだことあるから上手に読めるよ」と2,3冊の絵本を持って来て見せていました。すると年中児の子は「それならこれがいい」と持ってきた絵本の中から1冊を選ぶと「この中から選んでくれてありがとう」と読んであげようとする年長児の子が言ったのです。読んでもらう側の子でなく、読んであげようとする子から感謝の言葉が出てくるとは思っていなかったことに驚きました。

それから絵本を読み進めている中でも「絵本見づらくない?見えなかったら近くに来ても大丈夫だからね」や「読むの速い?もっとゆっくり読もうか?」など聞いている子たちを気に掛ける姿がありました。

絵本の読み聞かせが終わると今度は読んでもらった子が「読んでくれてありがとう」と伝えると、読んでいた子は少し恥ずかしそうにしながらもとても嬉しそうでした。

この年長児のように相手のことを思って関わっていくとは、自分も相手も幸せな気持ちにさせてくるものだなと改めて感じることが出来ました。

保育士Y.S

いない、いない、ばあ!

2021/11/17

0歳児クラスのほし組のお友だち。4月から入園している子はもう、半年が経ってしまいました。最初の頃はハイハイや伝い歩きだった子どもたちが今はもう、ズンズンと歩ける子がほとんどで、とても活発に動き回っています。ほんの一瞬の間でも目を離してしまうと、もう別の場所に!保育士たちは追いかけるのが大変です(笑)

そんな活発な子どもたち。成長は動きだけではないようです。

保育園に通う事で、顔を合わせるのが保育士だけでなく、もちろんお友だちもいます。一緒に過ごしていく中で少しずつお友だちの存在も認識してきた様子です。ある日の室内遊びで、ハウストンネルがありました。子どもたちはそれが大好きです。最初の頃は、中をくぐって、奥にいる保育士から「いない、いない、ばあ!」とやってもらうとニコッと嬉しそうな表情を見せてくれていました。最近では中に入り、そのまま外側に出てきません。別の子がやってきて、真ん中にある窓をパカっと開けると、「ばあ!」とやってきてくれました!

立っている男の子は再び、窓を閉めます。

そしてまた「ばあ!」とやってくる中にいる子どもたち。何度も何度も繰り返しやっているうちに、子ども達同士で楽しそうな笑い声が聞こえてきます。保育士と関わらずとも、楽しく過ごしている姿が見られるようになってきました。まだまだ小さな0歳児クラスの子ども達。少しずつですが、小さな集団の中で生活している事が、大きな成長に繋がっていくのだなと改めて感じる事が出来る瞬間でした。

 

保育士A・Ⅰ

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