1歳児の子どもたちは、日々の生活の中で少しずつ身の回りのことに興味をもち、「1人でできるかな?」と挑戦する姿が増えてきました。
まだ多くの場面では保育士の手助けが必要な時期ですが、自分のマークを覚えて汚れ物をしまいに行ったり、お部屋を移動する前には遊んだ玩具を数個元の場所へ戻したり、衣服の着脱に取り組んだりと、それぞれのペースでできることを増やしています。
そして、保育士は一人ひとりの気持ちを受け止めながら、子どもたちが「自分でできた!」という喜びを味わえるよう関わっています。
先日、久しぶりに戸外遊びを楽しんだ日のことです。暑さと遊び疲れで下駄箱の前で少し休憩していたHくん。すると、目の前でKくんが一生懸命靴下を脱ごうとしている姿を見て、「ぼくも!」というように、自分の靴下を脱ぎ始めました。


2人ともかかとが引っかかってしまい、なかなか脱ぐことができませんでしたが、保育士が少しだけお手伝いすると、最後は自分の力で脱ぐことができました。靴下が脱げた瞬間、顔を見合わせてにっこり笑い合う姿は、とても微笑ましく、保育士も思わず笑顔になりました。
子どもたちは、大人との関わりだけでなく、お友だちの姿からもたくさんの刺激を受けています。「お友だちがやっているから自分もやってみよう」という気持ちが、新しい一歩につながることも少なくありません。子ども同士だからこそ生まれる学びや育ちを、改めて感じることができた、そんな場面でした。
これからも、一人ひとりの成長のペースを大切にしながら、子どもたちが生活の中で少しずつ自信を積み重ね、「自分でできた」という嬉しい経験をたくさん味わえるよう、見守っていきます。
保育士 A.S


