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園のこだわり

気持ちの切り替え

2019/11/01

一時保育からのエピソードを紹介します

一時保育は、月5回の中で通院やリフレッシュなど保護者の方の利用理由は様々です。

新規の登録などもあるので、毎月あたらしいお友だちが登園してきます。

新入園児が初めて園へ登園する際、初めて親御さんから離れ集団に入ります。保護者の方や、お子様にとっても当然不安があります。

お子様によって様々ですが、意外とすぐにその環境や安心できる保育士を見つけられる子もいれば、なかなか切り替われず泣いてしまうという子もいます。

また、園に慣れる期間も様々で、一日で慣れる子もいれば一週間、一か月と時間のかかる子もいます。性格などもあると思いますが、保育園では特に4月などの入園当初は当たり前にある光景です。新しい刺激を受けて子どもはその環境に適応していきます。

子どもによって切り替わる対象が大人なのか、雰囲気なのか、物なのかそれぞれなのですが、一時保育で保育に入るとその様子がよくわかります。

すごく泣いていた子が園庭に出てコンビカーを見た瞬間「あ、」っと指をさし、「乗りたい!」とコンビカーにかけて行き、またがるとそこからは笑顔で遊ぶことが出来たりします。

時々、保育士が抱っこをしても振り払うくらい抱っこを嫌がるお子さんもいます。

そんな時は一度室内で、抱っこをしたいのか違うところへ行きたいのか様子を見ることもあります。

一時保育のお部屋は3~5歳児クラスの異年齢クラスとサークルで分けた同じスペースにあるので、よく3~5歳児クラスの子が「今日は一時保育の子いるの?」や「なまえは?」と気にかけてくれる姿が多くみられます。

先日も泣いている一時保育の友だちの姿を見て「なんで泣いているの?」と気にして来てくれた5歳児クラスの男の子がいました。「お母さんと離れて悲しいみたい」と伝えると、その子に手を広げ「おいで~」と言うと、保育士が抱っこをしても泣いていたのにそのお兄さんのところへ行き、抱っこを求め泣き止むことが出来たのです!

また別の日にも、サークル越しに「いくよ~ いないいない~ ばあ」と男の子ふたりで声をかけてくれ、その様子を見て泣いていた一時保育の子も、一緒になって笑ってしまう♪姿もありました。大人や玩具だけではなく、子ども同士の関りが、その子の気持ちに入りやすく、切り替えがしやすいということもあるんだなぁと優しさにほっこりしました♪

担当 N.H

 

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