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2023年 1月

「大きな白菜」

2023/01/13

 

先日、食育で給食に使う「白菜」を3歳から5歳の子どもたちに細かくちぎってもらいました。
大きな白菜を見て「大きい!」と歓声があがりました。保育士から「重たいと思う? 軽いと思う?」の問いかけに、「重たいよ!」「軽いよ!」と答えていましたが、保育士に支えられながらも白菜を持ってみた子どもたちは、「重た~い」と言っていました。中には白菜を持ち上げることができない子もいました。2Kgを超える立派な白菜。ずっしりと重たかったと思います。
白菜の葉を一枚一枚はがして、子どもたちに渡しました。大きくちぎっていた子に「小さなお友だちも食べるから、大きさはどれくらいが良いかなぁ」と言うと、「小さくした方が良いよ」「これくらいなら食べられるかな?」とちょうど良い大きさを考えながらちぎっています。軟らかい葉の部分は簡単にちぎることができますが、白い茎の部分は小さな手に一生懸命、力を入れて細かくしていきます。
茎に通っている繊維が出てくると「なんか出てきた!」「真ん中の方はなんで葉っぱが小さくなっていくの?」と様々な発見や疑問をそれぞれ話していました。
楽しそうに作業をしていましたが、白菜が冷たくて手が冷えてしまい、「冷たい、もうおしまいにする」という子もいました。最後まで頑張っていた年長のAちゃんとBちゃん、すでに他の子がちぎった後の少し大きめの葉を見て、「これじゃあちょっと大きいよね」とさらに小さくしていきます。同じような大きさの葉を重ねて数枚を一度にちぎっていました。そばにいた職員は何も言っていません。どうしたら良いか、こうやったらできるかなを考えたAちゃん、その発想力に驚き、改めて子どもの子どもの「考える力」は大きいなと思いました。

栄養士 S.A

2歳児クラス(あと約3ヶ月で年少組さん!)の子どもたちの食育体験

2023/01/11

先日、興味のある子どもたちと一緒に、お味噌の具材になるキャベツを細かくちぎる食育をしました!光徳保育園では、子ども主体の保育をする中で、このくらいにちぎってね!とあえて見本を見せたり具体的な大きさは知らせずに(すぐに大人が教えるのではなく)どのくらいにちぎろうか?お口の中に入る大きさはどのくらいかな?と問いかけながら、子どもたちが自分で考え楽しみながらできるように見守っています。

実際にちぎり始めると、大きさは様々で、子どもの手のひらサイズだったり、大人の親指の爪の大きさくらいまで小さくちぎったりする姿がありました。普段の遊びと照らし合わせてみると、塗り絵をはみ出さないように小さく色鉛筆を動かして塗っているAちゃんは「ねぇ、このくらい?」と聞きながら一枚のキャベツを何度も何度もちぎって細かくしていました。また、外でたくさん走り回る元気なBくんはキャベツの芯から大きくもぎ取り、一度だけちぎって「できたよ!!」と満足そうに保育士に見せてくれていました。

子どもたちの個性や興味の広がり方などはそれぞれ違いがあり、見ていてとても面白く、ちぎり方ひとつで個性が現れるのもなのだな〜と感じました。また、ここからさらに色々な遊びやお友達との関わりの中で成長やその子らしさが増していくのではないかと思い、保育って楽しいなぁ〜、一人ひとりの成長と、素敵な経験が今日もできてよかったなぁ〜と思う一コマでした。
保育士T.K

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