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2022年 8月

ぼく、色々分かってきました…。

2022/08/10

0歳児が入園してから子どもたちが保育園に慣れる時間は様々ですが、ほとんどの子が園生活や保育士にも慣れてきて、楽しく笑顔で過ごせる日々が増えてきました!私たちも保護者の皆様も一安心です。

0歳児クラスの9月生まれのAくん。クラスの中で月齢は低い方なのですが、周りのお友だちに負けじと毎日楽しく遊んでいます。ある朝、登園してきた時にいつもニコニコで保育士の元へ来てくれるはずですが、その日は泣いてお母さんとのお別れでした。「珍しいですね!何か変わったことありましたか?」とお母さんに問いかけてみました。「実は、実家に母抜きで1人でおばあちゃんの家に行ったら、泣いてしまったんです」との事でした。いつも一緒だったお母さんがいなくて寂しかった様子。保育園でのAくんは、担任が多い0.1歳児のクラスでも色々な先生と笑顔で関わっていました。しかし、徐々に人見知り・場所見知りを覚えてきたようです。思い返せば、最近は担任以外の男性保育士を見ると泣いていたような…(笑)

 

 

入園して4ヵ月経ちます。ぼく、色々と分かってきました。

 

保育士A・Ⅰ

忍者になりたい!

2022/08/03

2歳児クラスのおやつ後のお部屋で、頭にハチマキを巻いたAくんが「にんにんにんじゃ!」と言いながら走っていました。そんなAくんの姿を見て、他の子も次々バンダナをハチマキにして、追いかけるようにしてお部屋の中を走っていました。

2歳児クラスの隣には身体を動かすための遊戯室があります。その日は遊戯室が空いていたので、Aくんに「もっと忍者やりたい?遊戯室行ってやる?」と問い掛けると「うん!」と嬉しそうに答えました。すると、そんな保育士とAくんのやり取りを聞いていた他の子も「私も行くー!」と集まってきました。

 

遊戯室に入ると「にんにんー!」と言いながら両手を合わせて人差し指をたてる忍者ポーズをしながら走ったり、ゆっくり忍び足で歩き出す子ども達。忍者ごっこを楽しんでいたので、『しゅりけんにんじゃ』という音楽を流しました。踊りの中で忍者ポーズをしたり、しゅりけんを投げる振りがあるのですが、初めて聞いたのか最初は「なにこれ?」と首を傾げながらも歌をよく聴いていました。保育士が一度うたいながら振りを踊ると、「やってみる!」と言って真似をし始めて3回目には子ども達だけで完ぺきに踊れるようになりました!何度も繰り返し流していると歌とは関係ないところでも「しゅりけん投げるよ~」と落ちていたボールをしゅりけんのように投げてみたり、「忍者だ!」とかっこよくポーズを決める姿も見られました。

少しすると、遊戯室での忍者ごっこブームは去ってしまいましたが、帰り際にお迎えに来た保護者の方に「忍者やったんだよ」「しゅりけんだよ!」とお話もたくさんしてくれていました!

 

今回のようにいつでも「走りたい!」という子ども達の希望を叶えてあげられるわけでもありません。今の季節外にもいけないので、お家の中だとさらに出来ることは狭まってしまうかと思います。ですが、ハチマキをつけて忍者になりきるという想像力や、「忍者になって走りたい」という遊び方は子どもの成長を見守る上で、出来る限り大切にしていきたいですね。

 

保育士 Y・A

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