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2022年 2月

植物には意識がある?

2022/02/09

 

 

保育園のベランダには小さな畑があり、そこにカブを植えています。
毎日カブに水をあげることが年長児のお当番の仕事。少しずつ育っていく様子を楽しみにして日々当番活動に励んでいます。

 

ある日の事。天気は曇り空で風も強く寒さを感じる日でした。

年長児A「今日は風が冷たいね」
保育士「ずっと外にいたら風邪ひいちゃいそうだね、上着着たいなら取りに戻る?」
年長児A「水やりはすぐに終わるから大丈夫だけど、カブも寒く感じるのかな?」
年長児B「それなら、寒い時は水より温かいお湯の方が育つのかな?」

と植物には意識があるのかな?という会話になりました。

 

カブの水やりも最初はお当番活動だから行うという姿勢も見られましたが、カブの葉が少しずつ増え大きくなっていくことで、成長する喜びを感じるように!!そして今回ではカブの意識について考えていました。
私自身複数植えてあるカブの成長の差(環境条件)などを気に掛けることはありましたが、カブ自身に意識があるかのかも?とは全く考えてもいないことだったので、子どもたちの気づきには驚きました。

この気づきは大切に育ててきたからこそ感じることができたことだと思うので、私自身改めて優しい心を持ち励んで行こうと思う出来事になりました。

絵本と共に

2022/02/04

私は2歳児クラスの絵本棚を4月から担当し、色々な絵本を選んできました。お薦めの絵本として本や講座で紹介されていたものを図書館で予約したり、図書館で展示されたものを手に取って「いいな!」と思ったものを借りてきたりしました。

子ども達に人気なのは、お化けが出てくる絵本です。『くずかごおばけ』は、嫌いな食べ物や古くなった物をくずかごに捨てる女の子が、捨てられた物のお化け達につかまりそうになるお話です。夏からずっと棚にある本ですが、今でも「読んで!」とリクエストが多いです。『もりのおばけ』はモノトーン調の本なので反応はどうかなと思いましたが、読んでみたら大当たり。幻想的な絵に惹かれるのか、怖いもの見たさを楽しむように「うわっ、お化けだ!」と頁をめくる毎に声を上げていました。

電車が大好きなKくんは『しゅっぱつしんこう』が大好きでした。いつもリクエストしてきて繰り返し聞いていたので、次第にお話を完璧に言えるようになりました。保育士よりも先回りして読む声が響き、微笑ましいです。

秋くらいから、『3匹のこぶた』『赤ずきん』『ももたろう』など簡単なストーリーの名作も出しました。保育士に「読んで!」と絵本を持ってきていた子達が、あらすじを覚えて(特に3匹のこぶた)、今では自分で絵本をめくりながらお話を読み進めています。『ももたろう』の巻末に載っていた歌も保育士と一緒に歌っているうちに覚えて、「家で歌っています」と連絡帳に書かれることも。先日も好きな絵本を棚から何冊も持ってきてお友達と並んで座り、それぞれ読んで楽しむ姿が見られました!(オオカミの真似も楽しんでいる写真です)。保育士N.W.

小さな関わり

2022/02/02

0、1歳児は異年齢クラス。同じフロアなので、0歳児の子は1歳児のお部屋へ。逆に1歳児の子は0歳児のお部屋へと自分で選択して遊びに行くことも日常です。

0歳児の子どもたちは、お友だちへの認識が出てきています。それは同じ0歳児のお友だちだけでなく、1歳児の子や、園庭に出るともっと大きなお兄さんお姉さん達がいます。最近の0歳児の子どもたちは、周りをよ~く見て、お友だちやお兄さんお姉さんがやっていることに興味津々!まねっこをしようと、やってみる姿が増えてきました。それを気にかけてくれる上のクラスの子ども達。園庭の芝生の山から声を掛けてくれます。「がんばって!がんばって!」まるで、先生かのように手を伸ばして頂上まで上げようとしてくれます。

上りきれると、「やったー!」と喜ぶ、保育士や1歳児のお姉さん。その様子を見て自然と笑顔になる0歳児のお友だち。このような瞬間に遭遇できると、普段からの異年齢の関わりってすごいなと感心しました。何気なく、゛気付いたら隣にいるだけ゛と思っている出来事でも、実は子ども達なりにコミュニケーションをとっているのかな?と色々想像もしてしまいました。

 

 

保育士A・Ⅰ

 

 

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