MENU CLOSE

2022年 2月

りんごジャム

2022/02/16

先日幼児クラスの子どもたちにりんごジャム作りを見てもらいました。
「ジャムは作ったことない」「アップルパイを作ったよ」と集まってきた子どもたちから楽しそうな様々な声があがりました。
子どもたちの前で、りんごの皮をむき、芯を取り除き、いちょう切りにするという作業をしたところ、「(切るの)早い~」「もうジャムになった?」「(指を)切らないでね」「気を付けて」という感想とエールをもらいました。
りんごが変色しないように塩水に浸けて、水切りをして、鍋の中に入れて、砂糖を入れてよく混ぜて、火にかけて、こうやってしばらく煮るとジャムになるよと言って、鍋の中のりんごがフツフツと煮立ってくるまでの間に、ジャム作りに必要なレモン汁を「これは何でしょう?」と匂いを嗅いでもらいました。「すっぱい匂い」「お酢みたいな匂い」と何か分からないけどすっぱい物だという声が聞こえました。さすが幼児さんです。この日は煮魚の献立で私からしょうゆの匂いがしていたのか「しょうゆの匂いがする」という子もいました。レモンの絞り汁だよというと「あぁ~」と納得していました。
フツフツと煮立ってきた鍋の中を子どもたちにみてもらい、どんな匂いがする?と聞くと、「甘い匂い」「りんごの匂い」「良い匂い」と元気に答えてくれました。ジャムになるまでは30分くらい煮るから、給食室で煮てくるねと言うと、「そんなにかかるの?」と驚きの声が。
出来上がったジャムは3時のおやつで人参蒸しパンにつけて食べました。どうだった?聞くと、「甘くておいしい」「黄色だったのに透明になったね(透き通った色)」、ジャムとコンポートの間のような物だったので「シャキシャキしてる」という感想もありました。りんごの皮むき等は日々給食室でしている作業ですが、子どもたちの素直な新鮮な反応が楽しかったです。

栄養士A.S

子どもたちと保育士のほっこり会話集

2022/02/12

寒さがまだまだ続き、雪が降ることもありますが、園内では成長を感じ心がポカポカする場面があります。今回はそんなほっこり話をいくつかご紹介いたします。

①朝の受け入れ後、ママと離れて外を眺めていた2歳のSちゃんに「おはようSちゃん!今日は歩いてきたの?自転車に乗ってきたの?」と聞くと「うんとね〜バナナできたの〜ママとね、バナナできたんだよ〜」と返ってきました。バナナとはなんだろう?と思いましたが、嬉しそうに答えてくれたので、その日のお迎えで聞いてみると、とにかくバナナが大好きで朝夜は必ずバナナを食べ、バナナを持って寝ていたとのことでした♡

②お友達と遊んでいた5歳児のKくんが部屋を通りかかった私を見つけたとたんに駆け寄り「ねぇ、先生知ってる?」と嬉しそうに声をかけてきました。「何のお話かな?」と尋ねると、「あのね、もう鬼滅の刃は時代遅れなんだよ〜今は呪術廻戦がきてるんだよ〜」と誇らしげにテレビアニメの話を教えてくれました。知ってるよと返事をしようかと思いましたがKくんの熱い眼差しを感じ「へぇ〜そうなんだ〜Kくん教えてくれてありがとうね〜」と伝えるとさらに表情が明るくなり「うん!じゃあ先生ちゃんと覚えといてね!」と笑顔で念を押して去っていきました。知っている知識や自分の思いを伝えることの満足感を味わうことができてよかったと感じました。

③ある日4歳のRちゃんが私に話かけてきました。「あのさ、なんで先生はそんなに髪の毛が長いの?」
「うんそれはね、先生はヘアドネーションをしようと思って(髪の毛を寄付することを説明)たくさん伸ばしているんだよ」と答えました。すると「へぇ〜…先生ってけっこう偉いんだねぇ。」「がんばってねぇ。」と言いながら私の肩をポンポンと触りながら去っていきました。4歳の反応…大人のようでした。笑

毎日子どもたちとの会話に耳を傾け、ほっこりしながら私も園生活を過ごしてます。次はどんなお話ができるかなーどんなことができるようになるかなーと日々の成長と会話を明日からも楽しみたいです。

保育士・TK

植物には意識がある?

2022/02/09

 

 

保育園のベランダには小さな畑があり、そこにカブを植えています。
毎日カブに水をあげることが年長児のお当番の仕事。少しずつ育っていく様子を楽しみにして日々当番活動に励んでいます。

 

ある日の事。天気は曇り空で風も強く寒さを感じる日でした。

年長児A「今日は風が冷たいね」
保育士「ずっと外にいたら風邪ひいちゃいそうだね、上着着たいなら取りに戻る?」
年長児A「水やりはすぐに終わるから大丈夫だけど、カブも寒く感じるのかな?」
年長児B「それなら、寒い時は水より温かいお湯の方が育つのかな?」

と植物には意識があるのかな?という会話になりました。

 

カブの水やりも最初はお当番活動だから行うという姿勢も見られましたが、カブの葉が少しずつ増え大きくなっていくことで、成長する喜びを感じるように!!そして今回ではカブの意識について考えていました。
私自身複数植えてあるカブの成長の差(環境条件)などを気に掛けることはありましたが、カブ自身に意識があるかのかも?とは全く考えてもいないことだったので、子どもたちの気づきには驚きました。

この気づきは大切に育ててきたからこそ感じることができたことだと思うので、私自身改めて優しい心を持ち励んで行こうと思う出来事になりました。

園のこだわり 園からのこだわりの発信です 採用情報 子どもたちの為に一緒に働きませんか?