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2022年 2月

想像力豊かなあそびの天才たち

2022/02/25

先日まで冬季オリンピックが盛り上がりを見せていましたが、幼児クラスでもその影響を受けてミニオリンピック⁈をしている様子がありました。
日本対ブラジルのカーリングの試合があった次の日、4歳児の子がレゴブロックを使ってカーリングのレーンを作ってしまったのです‼︎

 

国旗もブロックで再現!
使うブラシまで!

 

翌日は日本対スイスの試合だったのでスイスの国旗を立て、パーツを動かして対決をして日本を勝利に導いていました(笑)

見本などないので自分で考えてあそびを生み出す想像力に驚かされました。

 

『想像力』というと、
また別の4歳児のお友だちは電車が大好きで、
ペーパークラフトで電車ができる紙を用意しておくと毎日毎日色々な車種の電車を作っていました。

 

電車があったら走らせたくなりますよね。
その子はお友だちと一緒につみきとプラレールを組み合わせて電車を停める車庫や駅、踏切などなど、作っては壊し、また新たな道を作ってお友だちとあそんでいました。

毎日毎日違う街が出来上がっていくのです。
これにも見本などありません。
考え、工夫して、試して、壊して、再生して。

 

子どもたちの様子に耳を傾けていると必ず言っている言葉があります。

『良いこと思いついた!』

このヒラメキがあそびをもっともっとおもしろくさせているのだと思います。

 

 

 

保育士 Y.S

悔しいという気持ち

2022/02/23

2歳児クラスのつぼみ組では、アンパンマンかるたが大好きな子がたくさんいます。保育士が読み札を読むと、文章とキャラクターをしっかりと覚えており、一目散に走って読まれた札を取りにいきます。
かるたで遊び始めた時は、ルールもあまり分からず札を見つけても取りにいかなかったり、見ているだけだったりの子もいました。しかし、2回目3回目と回を重ねるごとにかるた遊びは白熱していきます!

「ん、ん、ん アンパンマンは んが3つ!」
「森で暴れる ダダンダン!」
読み札が読まれるたびに、「やったー!」という歓声と「取れなかった~」という落胆の声がお部屋に響き渡ります。
慣れてくると、最初の一歩の差で取られてしまったり、タッチの差で負けてしまったり…

保育士も一緒になって喜んだり、悲しんだり、悔しがったりして、大盛り上がりでした。

 

その様に楽しんでいる中で、Aくんの気持ちに変化が見られました。

今までは、かるたを楽しむというよりはお友だちと一緒に盛り上がって笑ったりお話をしたりするのを楽しむといった様子でした。しかし、その日は、かるたが読まれてお友だちに取られてしまうと、うつむいて「も~」といいながらその場を離れていったのです。始めは、かるたが楽しくなくなってしまったのかな?と思いましたが、しばらくするとかるた遊びに戻ってきて、札を取ろうとしました。しかし取れないとまたうつむいて違う所へ。表情を覗いて見ると、とても悲しそうな残念そうな表情でした。またもや札を取る事が出来ないと今度はその場にうずくまって「できない!」と涙目に。ついこの間までは見られなかったとても悔しがる姿に、心の成長を感じました。

この悔しいという気持ちが、今度は絶対にやってやる!という諦めない強い気持ちに繋がり、何事にも挑戦していける基になっていくのだと思いました。

 

保育士R,S

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