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2019年 11月

自然との関わり

2019/11/08

ある3歳児の男の子たちのエピソードです。

園庭に出ると、1番始めに向かうのは畑!目的は虫探しです。
園庭では虫や草花、木の実などたくさんの自然と触れ合うことができるのですが、なかでもお気に入りはバッタです。

きっかけは5歳児のお友だちがバッタを捕まえ観察をしていた事で、そこからバッタに興味を持った3歳児の男の子たちは、自分たちも探してみることにしました。

はじめはなかなか見つけられなかったのですが、畑にはバッタがたくさんいることを発見。バッタを捕まえバケツに入れると「先生、バッタ見つけたよ!」と嬉しそうに見せてくれました。
そんなやりとりが続いたある日のこと。2歳児の男の子たちが、バッタより数倍大きいカマキリを見つけたのです!
普段あまり関わりのない年下のお友だちですが、「どこで見つけたの?」とカマキリを見つけた場所へ移動。捕まえたカマリキを囲んでなにやら話し込んでいます。

何を話しているのか気になり側で聞いていると、

「そうやって持ったら(カマキリが)可哀想だよ」「カマキリにも命があるんだよ」「命は大事にするんだよ」と3歳児の男の子たちが2歳児の男の子たちに熱弁しているのです!

普段は年中・年長のお兄さんお姉さんに教えてもらったり助けてもらうことが多い3歳児のお友だちですが、知っていることは教えてあげなければ!と一生懸命に年下のお友だちに話している姿がなんとも微笑ましく、とても成長を感じた瞬間でした。

担当T.S

11月の徳目 「精進努力」

2019/11/07

11月の徳目は 精進(しょうじん)努力(どりょく) です。
この世の中を生きていくには、毎日生きがいを持って送ることが大切です。特に、1日1日を大切にして、自分の務めを努力し精進することは、何よりも大切です。
お釈迦様は「はじめも善く、中も善く、終わりも善かれ」と教えられています。「努力するぞ」と、1日1日より日記を始めたけれど、3日目にはもう続かない、ということは私たちの日常ではよくあることです。初めだけでなく、中ほどにも、また終わりまで完全にやり遂げることは努力が必要です。
一筋にむらなくやり遂げることができる子どもは必ず、大人になっても努力のできる人間になれるでしょう。子どもばかりではありません。
大人も「はじめも善く、中も善く、終わりも善かれ」という態度で、首尾一貫していることが、必要なのです。そのような大人の姿が、子どもたちの心を打ち、子どもたちの心を育てていくでしょう

園長

気持ちの切り替え

2019/11/01

一時保育からのエピソードを紹介します

一時保育は、月5回の中で通院やリフレッシュなど保護者の方の利用理由は様々です。

新規の登録などもあるので、毎月あたらしいお友だちが登園してきます。

新入園児が初めて園へ登園する際、初めて親御さんから離れ集団に入ります。保護者の方や、お子様にとっても当然不安があります。

お子様によって様々ですが、意外とすぐにその環境や安心できる保育士を見つけられる子もいれば、なかなか切り替われず泣いてしまうという子もいます。

また、園に慣れる期間も様々で、一日で慣れる子もいれば一週間、一か月と時間のかかる子もいます。性格などもあると思いますが、保育園では特に4月などの入園当初は当たり前にある光景です。新しい刺激を受けて子どもはその環境に適応していきます。

子どもによって切り替わる対象が大人なのか、雰囲気なのか、物なのかそれぞれなのですが、一時保育で保育に入るとその様子がよくわかります。

すごく泣いていた子が園庭に出てコンビカーを見た瞬間「あ、」っと指をさし、「乗りたい!」とコンビカーにかけて行き、またがるとそこからは笑顔で遊ぶことが出来たりします。

時々、保育士が抱っこをしても振り払うくらい抱っこを嫌がるお子さんもいます。

そんな時は一度室内で、抱っこをしたいのか違うところへ行きたいのか様子を見ることもあります。

一時保育のお部屋は3~5歳児クラスの異年齢クラスとサークルで分けた同じスペースにあるので、よく3~5歳児クラスの子が「今日は一時保育の子いるの?」や「なまえは?」と気にかけてくれる姿が多くみられます。

先日も泣いている一時保育の友だちの姿を見て「なんで泣いているの?」と気にして来てくれた5歳児クラスの男の子がいました。「お母さんと離れて悲しいみたい」と伝えると、その子に手を広げ「おいで~」と言うと、保育士が抱っこをしても泣いていたのにそのお兄さんのところへ行き、抱っこを求め泣き止むことが出来たのです!

また別の日にも、サークル越しに「いくよ~ いないいない~ ばあ」と男の子ふたりで声をかけてくれ、その様子を見て泣いていた一時保育の子も、一緒になって笑ってしまう♪姿もありました。大人や玩具だけではなく、子ども同士の関りが、その子の気持ちに入りやすく、切り替えがしやすいということもあるんだなぁと優しさにほっこりしました♪

担当 N.H

 

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