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園のこだわり

お兄さんお姉さんへの第一歩

2023/03/15

来年度から年少組になる2歳児クラスの子ども達は、3月から幼児クラスにて年中て・年長組のお兄さんお姉さんと一緒に生活しています。

新しい環境になり、上履きや身支度の方法など新しく変わったことも多くあります。そんな中で、お布団を自分で畳もうとしたり、食事や園庭に行く際の準備など保育士の声掛けをよく聞きながら、1人で出来ることが増え、少しずつ成長が見られています。今までできなかったことが一人でできるようになると子どもたちは「見て!できたよ!」と喜び、嬉しそうに教えてくれます。1人でやることが難しい時には「手伝ってー」「これむずかしいよ」と助けを求める姿も見られます。そのような時には年中・年長組の子ども達が困っていることに気付き、積極的にお手伝いをしてくれます。

また、初めて見る玩具もたくさんあり、遊び方が分からない時があります。どうやって遊ぶか困っている年少組の子に気付くと「これはこうやって遊ぶんだよ」「一緒にやる?」などと優しく声を掛けてくれます。そういった遊びを通して年中・年長組の子どもたちとの関わる姿も増えてきています。

幼児クラスに移行したばかりの時は、新しい環境で不安や戸惑いの気持ちが見られることもありました。ですが、今ではお兄さんお姉さんと一緒に過ごす中で安心している表情も増えてきました。これからも新しく変わることが出てくるかと思います。少しづつ新しい環境に慣れ、お兄さんお姉さんに助けてもらいながら、さらに1人でできることが増えていくと思うとこれからの成長が楽しみです。

保育士T ・S

体験を遊びに変える力

2023/03/10

2月に歯科健診がありました。0.1歳児のお友だちはお医者さんの前でお口をあーんと開けることができたお友だちもいれば、見慣れないお医者さんを前に後退りしてしまうお友だちもいましたが、無事全員検診を終えることができました。

その日の夕方、、、2歳児クラスのお友だちが0.1歳児クラスのお部屋に移動してお迎えを待っていました。すると、ごろごろゾーンから2歳児と0.1歳児のお友だち数名の楽し気な笑い声や話し声が聞こえてきました。そっと覗いてみると、そこでは子ども達が順番に寝転び、お口を開けていました。そしてそのすぐ隣には必ずおままごとの食材やブロックを片手に「お口開けてくださーい」「かんかんかん、、、だいじょうぶでーす。」などと声を掛けるお友だちの姿がありました。どうやら朝の歯科健診をごっこ遊びとして遊びに取り入れているようです。0.1歳児のお友だちも2歳児クラスのお兄さんお姉さんたちの動きを見様見真似しながら遊んでいました。そこでは大人の介入がなくとも子どもたちだけでごっこ遊びが成り立っており、とても驚きました。本物のお医者さんの前では涙を流していたお友だちも、お兄さん達がお医者さんだと平気なようでニコニコでしたよ!子ども達にとって歯科健診は苦い記憶だけではなく、遊びのヒントにもなったようですね。体験したことを遊びにかえる表現力、さらにはその遊びを年齢関係なくいろんなお友だちと共有しながら展開していく子ども達の社会性に感心しました。

保育士M・W

「もしもーし」

2023/03/08

0,1歳クラスではお話が上手になってきて自分の気持ちを伝えることが少しずつ出来るようになってきたり、遊びの中で友だちと会話をする姿があります。この写真ではスマートフォンの玩具を片手に持ち、1人の子が「もしもし」と電話をし始めました。するとそれを見ていた子がスマートフォンの玩具を取りに行き、「もしもーし」と2人で電話が始まりました。どんな話をするのかなと保育士が見守っていると「きょうねー、ごはんねー」、「うんうん」となにやらご飯の話をしている様子。お母さんやお父さんが電話をしているのをよく見ているんですね!2人はそのまま会話を楽しみ、最後には「じゃあねー」と言い「ピッ!」とスマートフォンをタッチして切る真似まで(笑)。自分の気持ちや思いを伝えられるようになってきたからこそ、ぶつかり合いや遊びの中で関わり合いが生まれています。そういった関りをこれからも大切にしていけたらなと思っています。

保育士K,S

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