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園のこだわり

異年齢での関わり

2020/09/04

新型コロナウイルス感染予防のため、人数に配慮しながらも異年齢での関わりを持てるような活動を取り入れています。

つぼみ組(2歳児クラス)の子が、3.4.5歳児クラスへ遊びに行くと、お部屋に入った瞬間から笑顔を浮かべて、少し駆け足でお兄さんお姉さんの元へ走っていきます。

新しい玩具がたくさんある中で、Aちゃんが遊び方が分からずにいると、一人のお兄さんがAちゃんの隣に来て「こうやって遊ぶんだよ」と教えてくれました。粘土のスペースでは、保育士がBちゃんに何を作っているか聞くと「お団子!」と答えました。すると、それを聞いたお兄さんお姉さんが「お団子ならたくさん作ってあげるよ!」「くるくるすると上手にできるよ」と言ってたくさん作ってくれました。
その帰り道、「お兄さんお姉さんのお部屋は楽しかった?」と子どもたちに問いかけると、返ってきた言葉は「こうやって遊ぶんだよね」「お団子たくさん作ってくれた!」などとお兄さんお姉さんに教えてもらったことばかり。お兄さんお姉さんに教えてもらったことは、とても心に残っているようでした。

ひよこ組(1歳児クラス)のお友だちと一緒に遊んだ時には、おままごとをしていました。つぼみ組のCくんが黄色いチェーンをパスタに見立てると「これはちゅるちゅるです。こうやってグルグルして巻くんです!」とひよこ組の子に教えている姿が見られました。「お皿に乗せるから、お皿下さい」と言ってひよこ組の子がお皿を持ってくるのを待ちます。お皿を手に取ると自分の分の半分を乗せて、テーブルへ運びました。すると「手を合わせていただきます、するんだよ」と顔を覗き込んでいただきますをする姿を見せていました。それを見て、ひよこ組の子もいただきますをして、おままごとを楽しんでいました。一つ一つ丁寧に教えていく姿に、3.4.5歳児クラスのお兄さんお姉さんと同じような頼もしさと下の子への優しさを感じられました。

2歳児クラスは、他クラスと違って同年代の子たちで日々生活しています。3.4.5歳児クラスへ行くことは緩やかな移行へと繋がり、また0.1歳児クラスなど異年齢で関わることで、上の子から教わり下の子へ教えるといったことが自然と出来るようになっていることに気が付きました。
今後も異年齢で関われる活動を取り入れ、子どもたちが見守られながら様々な経験をして、大きく成長してほしいと思います。

保育士R.S

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