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園のこだわり

嫌いなものでも・・・

2020/02/26

先日おやつでしょうゆスパゲッティが出た時のことです。

その中に入った野菜が食べられずに手が止まってしまったAちゃん。保育士が食べてみるように勧めますが、どうしても口にすることが出来ません。すると一緒のテーブルで食べていて様子を見ていたBちゃんが「お野菜食べないと鬼が来ちゃうよ」と一言。

それを隣で見ていたC君も「鬼が来ちゃうぞ~」と言い始め、Bちゃんと二人で盛り上がります。その様子をじっと見ていたAちゃん。

自分から野菜をパク!食べることが出来ました。保育士が「おいしいね~食べられたね!すごい!」と褒めるとAちゃんは少し照れながらも嬉しそうです。

それ以降は野菜を食べることは出来ませんでしたが、普段保育士が野菜を食べるように応援しても食べることが出来ないAちゃんが、友達の言葉に野菜を一口食べることが出来た。その出来事で、友達の影響の大きさを改めて感じることが出来ました。

食事中子どもが野菜など好き嫌いがあり、食べることが出来ない場面はよくあります。今回のように食べることを勧めてもなかなか食べられないことも。そんな時近くにいるお友だちに「一緒にお友だちが食べるかな~」と一緒にスプーンを持ち、口へ運ぶと「好きなお友達が食べさせてくれている・・・食べてみようかな」と口を開けてくれることがあります。

保育士の言葉よりも、いつも遊んでいる大好きなお友だちの言葉の方が子どもの背中を押してくれることもある。そのことを感じさせてくれた出来事でした。

 

保育士 A・N

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