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園のこだわり

思いやり

2021/09/01

2歳児クラスのAちゃんとBくんが、お部屋をケラケラと顔を見合わせて笑いながら歩き回っていました。とっても楽しそうな2人をみていると、突然Aちゃんが立ち止ったことで後ろを歩いていたBくんがぶつかってしまいました。「あ!大丈夫かな?」と心配になりましたが、保育士が声を掛けるより前にBくんが顔を覗き込み「だいじょうぶ?ごめんね」と優しく伝えると、Aちゃんはにっこり。2人は再び笑い合って歩き出しました。

またある日には、ブロックを組み立てているCちゃんとDくんがいました。2人はそれぞれブロックに動物をたくさん乗せて素晴らしい作品を作っていました。「これすごいでしょ!」「ここにライオン乗せたんだ!」などと2人で作った物の説明をしていると、Dくんが体勢を変えた時にCちゃんのブロックに当たってしまい、崩れてしまいました。すると「ごめん!」とすぐに伝え、崩れてしまったブロックを集めて直し始めました。

2歳児クラスになってから、私が!僕が!といった気持ちが強くなり、さらに心が成長している中で、相手を思いやる姿がよく見られています。保育士に促されるのではなく、子どもたちから自然にでた言葉が、相手を想っての言葉であることにとても嬉しく思います。
これからも、自分の気持ちと相手の気持ちに悩む事も多いかと思いますが、そのなかで相手を思いやる優しい気持ちもより一層大きくなってほしいなと思います。

 

保育士R.S

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