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園のこだわり

想像することの楽しさ

2020/12/16

 

 

寒さを感じたり、暖かさを感じたりと寒暖差に悩ましい毎日となっておりますが、

今年も徐々に終わりへと向かい、あっという間に時が経っているように思います。

お部屋で絵本を読んでいる時の出来事です。

3歳児クラスの子どもが「先生これ読んで!」と保育士の元へ絵本を持ってきて読んでもらうことに。
絵本を読んでもらっている時は気になることがあると
「これはなに?」「それ知ってる!!」と質問したり、共感したりして楽しんでいるようです。

絵本を読み進めている時に他の子どもも「一緒に見たい」と途中から一緒に見始めました。
しかし、途中から見始めた子は物足りなかったこともあってか
「もう1回読んで!」と保育士に頼んでいました。

すると、最初に絵本を読んでもらっていた子が
「(先生の代わりに)読んであげるよ!」と今見ていた同じ絵本を読むことに。
読んでいる様子を見ていると、登場人物は合っているものの、内容に関しては自分の考えた物語へ。
絵本の内容とは異なった物語になっていましたが、
読んでもらっている子は耳を傾け、しっかりと聞いていました。
「なんでこうなったの?」と聞かれると、絵本を読んでいる子は少し悩むように考える時間はあるものの、
自分で想像したことを伝え、話を続け最後まで読み終えていました。

以前は同じように「読んであげる!!」といった場面でも、
文字を読まずに、記憶を頼りに読み方が分からなくなり、途中で諦めることもありましたが、
字を読むことが出来なくても、楽しんで伝えることが出来るんだなと感じました。

保育士Y.S

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