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園のこだわり

自然との関わり

2024/02/16

園庭にあるビオトープ付近では、探索をする姿がよく見られています。夏場はダンゴムシやアリ、バッタなどの昆虫が隠れていたので、虫探しを楽しんでいた子どもたち。冬になり、虫たちも姿を現さなくなってくると、ビオトープの中にいるタニシや、金魚などの水中にいる生物に興味を持ち始めた様子。

そんなある日、水面をじっと見入っている男の子。片手には、砂場で型として使っている容器が。何をしているのか尋ねてみると「みて!」と容器を見せてくれました。どうやら大きな水槽から、少しだけ水を掬い取ってみたら、何か生き物が入っていたとのこと。水に入っていた数ミリサイズの小さな生き物を見てみると、タニシが1匹。「これ、ヤドカリかな?こんなちっちゃいヤドカリいるのかな?」とじっと見入っていました。

またビオトープの周りには、スイセンや百日紅の木、かりんの木などいろんな種類の植物があります。ある子は、地面に落ちていた実を拾ったようで、拾ったよ!と見せてくれる場面が。「あっちにたくさん落ちてたよ!」と教えてくれた場所の近くには、百日紅の木が生えていました。木には、地面に落ちていた実と同じ物が実っており、見つけた物が百日紅の実と判明!そんな時にピューッと風が吹くと「風が吹いたから(木の実が)落ちたんだよ」と気づきを見せてくれる姿もありました。

タニシや木の実などいろんな生物を見つけた子どもたち。お部屋に帰る時間になると、年長組の子が「あった場所に戻してあげるんだよ」「捕まえた所で戻さないと死んじゃうんだよ」と採取していた子たちに知らせてあげる様子が。

ビオトープでの自然との関わりの中で、子どもたちの発見や気づき、これは何だろう?と探求しようとする姿、そして生命を大切にする気持ちが育んでいるようです。

 

保育士M.H

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