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2020年 6月

窓の外を2.3分

2020/06/24

 

朝起きると、ザーッと大きな音が。
そうです、雨の音です。
梅雨になり、雨の日が続く今日この頃。
雨だとわかると、気持ちもいつもより重たく感じてしまいます。
園庭で遊ぶ予定だった日も、お部屋で遊ぶ事に。
室内でも走ったりジャンプをしたりと、身体を動かせる機会を増やし、楽しく過ごせるようにと考えています。
そんな梅雨真っただ中のある日のことです。

 

この日も園庭で遊ぶ予定が、雨で第一園舎1階で遊ぶ事に。
屋根のある道を抜けて、ガレージの下を通り、さあ第一園舎へ。
その途中で、保育園の隣の道路を走っていたバスや車を発見した子どもたち。
「ばすいたー!」と大きく指をさし、大興奮!
さらにはその後、ゴミ収集車も見ることができました。
いつもお部屋で見ていた車の本に載っていたものが、目の前に現れ、興味津々です。

 

その後はお部屋のおもちゃで遊んだり、すべり台や段差からジャンプをしたりして、楽しんでいた中…
大きな窓にべたーっと両手をつけて、外を眺める子が。
何を見ているんだろう?と、その子と同じ目線で見てみると、いつもとかわらない園庭がそこにはありました。
しかし、その時は雨が降っていたのです。
共にその体制で2.3分が経過…
はじめは”いつもとかわらない”と感じた園庭でしたが、2.3分じっと見ていると”コンビカーが濡れている、すべり台から水が流れ出ている、大きな水たまりがある”といつもとは違った景色が。

 

そんな、大人にとってはなんとも思わないことや”いつもとかわらない”と思うことも、子どもたちにとってはひとつひとつの発見につながっていることを改めて考えさせられた出来事でした。
子どもと同じ時間の流れを共に過ごす…
ぜひ雨の日には、お子さんと一緒に窓の外を2.3分眺めてみてはいかがでしょうか。
日々の日常では気づけない、素敵な発見があるかもしれません。

 

 

 

 

保育士M・I

子どもたちから教えてもらったこと

2020/06/17

 

子どもたち・保護者の皆様とお会いできることがとても待ち遠しかった約2か月間。

こんな時どうしたらいいんだろう…と、子育ての中でたくさん悩むことも多かったと思います。

少しでも保護者の方々のお力になれたら…と自粛期間中電話でお話させて頂く中で、久しぶりに聞く保護者の方々の声に、なんだかほっとしたり嬉しくなったり、逆に保護者の方々からたくさんの元気を頂きました。

ありがとうございました。

 

6月に入り保護者の皆様には分散登園にご協力頂きながら新しい生活様式による園生活が始まりました。

そんな中、先日の6月15日はお大師様のお誕生をお祝いする青葉まつりがありました。

3.4.5歳の子どもたちがお大師様を奉る御堂に手作りの葉っぱを作って飾ってくれました。

葉っぱだから色はみどりやきみどりの色画用紙を用意すればいいかなぁ?と思い、2色だけで葉っぱ作りをしていました。

すると、5歳児の子が黄色い色画用紙で葉っぱを作り始めたのです。

思わず

『なんで黄色にするの⁇』

と尋ねてしまいました。

すると

『だって〜 こういう色の葉っぱも落ちてたりするでしょ〜』と。

確かに!

そしてさらに葉っぱを作り進めると、なんと葉に虫食いの穴をつけ始めたのです!

葉の色の変化や形の違いなどなど、よく気づいたなぁ〜と驚かされました。

 

葉はみどり色で作らないといけない。

飾りだからキレイなものを作らないといけない。

そんなルールはありません。

 

自由な発想で自由に表現できる豊かな心を育んでいけるように…。

大人の物差しで決めつけたり固定観念を植え付けてしまうのはいけないと、子どもたちから改めて教えてもらった気がします。

 

担当 Y.S

YouTubeこぼれ話

2020/06/10

新型コロナウイルス感染拡大防止の為、保護者の皆様に家庭保育のご協力をいただだいた4月末日…。

保育士の頭の中は、子どもたちは何をして遊んでいるのだろう?お父さんお母さん方はどう過ごされているのだろう?疲れていないだろうか?何か私たちに出来ることはないだろうか?と考える日々が続いていましたが、そんな中で配信をしてきたYouTubeについてのこぼれ話をここでひっそりとさせていただきたいと思います。(動画配信は在園されている保護者様限定で5月末まで配信しておりました)

 

配信内容は絵本の読み聞かせ、手遊び、歌って踊ろう、作って遊ぼうなどを週に2回配信していきました。

が・・・初めての動画撮影に保育士たちはドッキドキ!!声が震える…ちょっとだけ噛む…ページが上手くめくれなくなる…知ってる踊りでも何度か練習してみる…顔が引きつる…などなどほどよい緊張感の中、試行錯誤していきましたが、どの保育士もご家庭で子どもたちが楽しめるといいな〜、お父さんお母さんがほんの少しでもゆっくり出来ればと思いながら続けていきました。

 

そして実はほとんどの動画がNGなしの一発OK!保育士たちの実力?なのでしょうか、日々の保育への情熱を感じました。また、こんな手作りおもちゃはどうでしょうか?と自宅待機中にたくさん準備をしてくれていた保育士や、アドリブで歌のお姉さんのように登場する保育士もおり、保育の専門性も感じることができました!(終わってみてYouTubeという新しいツールの活用は以外にも楽しいと感じました!そう思うのは私だけかもしれませんが…)

 

以前のようにいつでも子どもたち・保護者の皆様・職員に会うことができる当たり前の日常がとても幸せで、楽しく充実してたことを改めて感じた約2ヶ月間。6月からも保育園が安らぎの場所になればと思いながら、新しい生活様式での保育に努めています。

 

保育士K.T

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