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園のこだわり

読書の秋

2022/10/12

蒸し暑かったのが、嘘のように涼しくなり過ごしやすい季節になりました。秋は、「読書の秋」とも言われています。読書や絵本の読み聞かせの効果は、子どもの感受性・想像力が豊かになる。語彙力が増える。本を読む習慣がつく。集中力が身に付く。親子のコミュニケーションが深まるなど様々な利点があります。また読み聞かせは、大人側にもプラス効果があり音読することで脳の前頭前野が鍛えられ一種の脳トレ効果が得られます。
新しく入園した子ども達も含め園では、日頃沢山の本に接する機会があります。0歳児のお友だちも今では、自分でお気に入りの絵本を見つけお友だち同士で一緒に眺めて好きな動物や、車を指差して知らせてくれます。
あるとき0・1歳児のクラスでA君が「これ読んで」と1冊の絵本を持って膝の上に座ってきたので、読み聞かせを始めると、2~3ページ読んだところで膝から降りて別の玩具で遊び始めてしまいました。「え~もうおしまいなの?」と聞いてまた続きを読み始めるとしばらくしてまた膝の上に座って絵本の続きを聞き始めました。子ども達は、他で遊んでいるように見えてもしっかり聞き耳を立てて聞いている事を改めて知らされました。
また子ども達は、お気に入りの本があると何度も読んでほしいと訴えてきます。たまには、、10回以上になる事も!これからも読書好きな子ども達が増える事を願っています。下記に子どもが最近大好きな本を乗せました。
k・Y

いっしょに…

2022/10/05

4月の入園から半年が経とうとしています。保育士からしてみればあっという間。子どもたちにとっては実りある半年だったのではないでしょうか。

入園当初は泣いて保護者の方と離れることを拒んでいた子どもたちですが、最近では、「おいでー」とお友だちを迎え入れてくれたり、「〇〇ちゃんきたね」とお友だちの登園を喜ぶ姿が見られるようになってきました。

そんな1歳児クラスでのある日、Aくんが保育士の元へ「これよむー」と絵本を持ってくる場面がありました。しばらく2人で絵本を見ていましたが、そこにBちゃんもやって来て、Aくんの隣へ静かに座り、絵本へと手を伸ばす姿が。“自分のもの”と言う概念がわかってきたり”お友だちのものがほしい”とお友だちに関心を持ったからこそ芽生えた気持ちを知って来た子どもたち。取られまいとトラブルになってしまうかな…?と感じていた保育士でしたが、Aくんからは「いっしょにみよ?」と言う言葉が。その後、2人で絵本を覗き込んでいました。

お友だちと一緒に過ごす中で、楽しい、悔しい、悲しい、嬉しいとたくさんの感情に触れ始める時期。そのため毎日のように気持ちをぶつけ合う場面もありますが、徐々に空間だけでなく、物を共有する経験もしているようです。”一緒”が楽しい、面白いと感じてくれるようになるのが楽しみですね!

保育士M.H

食事は楽しく!

2022/09/30

先日、江戸川区が主催した乳児保育の研修を受けてきました。そこで、食事の介助についての話がありました。嫌いなものを無理に食べても何の栄養にもならず、「おいしい!」と感じると成長ホルモンが分泌されるのだそうです。

私が担当する一時保育は7ヶ月以上の子が利用できるので、離乳食の子から大人と同じものを食べる子までと幅があります。離乳食やまだ食べていない食材がある子には、子どものスプーンとは別に保育士が介助するための介助スプーンが付いてきます。研修で感じたのは、介助し過ぎないように見守ろうということ。まだお話のできない小さい子も、食事の進み具合、仕草や表情で、「もっと欲しいんだ」「もう要らないんだ」と表していますよね。

 

一時保育を利用したいと面談にいらしたお母さん。「うちの子は少食で、大人からしか食べないんです。」そのお子さん(2歳)の初めての給食。目の前に給食が置かれても、やはり自分からは食べ出しません。スプーンの使い方が分からないのだろうか?私はAちゃんの手に自分の手を添えてスプーンで口に運びました。2口目からは私の手を離しました。すると、自分でスプーンですくって食べ、その後も私が手出しせずに食べたのです!お迎えにいらした保護者に自分で食べたことを報告すると、驚かれていました。もしかすると、お家では甘えもあってやってほしいのかもしれないですね。

園の給食を楽しみにしている子も。「ご飯ができたみたいだけど、食べる?」と聞くと、「食べる!」とすぐさま支度をし、椅子に座って待っています。苦手で食べられないものがあっても強要せず、好きなものをおいしく食べ、楽しい時間にしてほしい。

「おいしい!おかわり!」子どもの笑顔が一番です!

保育士 N.W

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