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2022年 5月

お友だちから学ぶこと

2022/05/11

新しい生活が始まり1ヶ月が経ちました。
子どもたちも少しずつ新しい環境にも慣れ、好きな遊びを見つけたり、新しいお友だちと遊んだりと笑顔で過ごしています。

園庭で大好きな三輪車で遊びはじめた3歳児のAくん。いつも乗り始めると、「貸して」とお友だちが来ても、「ちょっと待っててね!!」と楽しくてなかなか貸してあげる事が出来ずにいました。
その日も嬉しそうに三輪車に乗り、園庭をぐるぐると周り楽しんでいました。
他のお友だちも三輪車に乗り遊んでいる中、4歳のBちゃんが順番を待っているCくんを見つけました。すると「あと一回周ってくるから待っててね。」と声をかけ、もう一周三輪車を走らせ戻ってくると「Cくんいいよ〜」と三輪車を貸してあげました。Cくんも「ありがとう」と言って嬉しそうに三輪車にまたがり走り出しました。
Aくんは並んでいるお友だちを見ますが、そのまま乗って通り過ぎていきました。
その後も順番を待っているお友だちが沢山いた為、他のお友だちは「はい!いいよ〜!」と貸し借りをしながら楽しんでいました。
何周か周っている間にAくんもそのお友だちの様子をジッと見つめる様子がありました。

そんな中Dくんが中々貸してもらえず「貸して欲しいなぁ〜」と言って待っていました。
するとAくんが、「一回周ってくるから待っててね!!」と声をかけ、ぐるっと周ってくると「どうぞ」と三輪車をDくんに貸してあげていました。
「ありがとう」と言われるとAくんもちょっと恥ずかしそうにしながらもニコッと笑っていました。
その後Dくんが一周乗るとAくんに貸してあげ順番に乗って楽しむ姿がありました。

貸し借りの際など、大人が入って解決する事は簡単です。ですが、今まで貸してもらう事はあっても、貸してあげる事は出来なかったAくんが、お友だちの貸し借りの様子を見て自分なりに考えて貸してあげようと考えた!この経験が今後色々な場面でも考えて行動できるようになる一歩になるのではと感じます。

のびのびと過ごす中で、色々な経験をし自分なりに考えて行動できる子どもたちになって欲しいな!と思いながら見守っています。

保育士M.Y

食べ物の好き嫌い

2022/05/04

園では給食で使う野菜に触れる機会を増やしています。この日はスープに入れるキャベツを3~5歳の子どもたちにちぎってもらいました。旬の春キャベツは葉がとても柔らかいので簡単にちぎれてしまいます。「小さいクラスの子たちも食べるから、食べやすいようにちいさくしてあげようね」と声を掛けると、弟のいるAくんは「(弟の)お口はこのくらいだよ」と言って丁度いい大きさにキャベツの葉をちぎっていきます。Bくんは「こんなにかたいと食べられないね」と言ってキャベツの芯まで小さくしようと頑張ってくれました。

夢中になってちぎっているなかで「実は私キャベツ好きじゃない」という子がいました。好きじゃなくてもお手伝いはしたい!という気持ちが大きいようです。どうして嫌いなのか尋ねてみると「噛むとキュってするのがやだ」と言っていました。歯ごたえが嫌なのかな?と思ったので「スープのキャベツはとろとろにやわらかくなってるから、きっとキュってならないと思うよ」と伝えると「大丈夫そうだったら食べる」とのことでした(笑)

食べ物の好き嫌いは本当に人それぞれです。先日のZOOM懇親会や、お家の方とお話をする機会に「○○が嫌いで食べてくれない」というお話をよく聞きます。カレーが嫌いな子、お肉が嫌いな子、牛乳が嫌いな子……嫌いなものも理由も様々です。お家の方からすれば「栄養が足りていないんじゃないか?」と不安になりますよね。本当に何も食べないというのであれば対策は必要ですが、にんじんはダメだけどかぼちゃは食べる、等似たようなもので食べられるものがあればいいかな、と気楽に考えてみても良いのかもしれません。

保育園では嫌いな物に対して無理強いする事はありません。子ども自身が自分の食べられる(完食できる)量を考えて、給食の量を決めています。その中でいつの日か「今日は食べてみようかな」と苦手な物にチャレンジする気持ちが芽生えることを期待して、毎日子どもたちの苦手な野菜も給食に出し続けています(笑)

今は苦手な食べ物も、楽しい食体験や思い出によって大好きな食べ物に変わっていくといいなあと思います。

栄養士 S.O

 

 

 

 

5月の子育て支援

2022/05/02

参加ご希望の方は実施日3日前まで

月~金曜日(祝日を除く)9:00~16:00の間にご連絡ください。

尚 コロナウイルス感染拡大防止の為中止になることもあります。

5月子育支援

 

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