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2023年 9月

チャイルドビジョン(幼児視界体験眼鏡)これだけしか子どもには見えていない!

2023/09/27

先日子どもの視野について研修する機会がありましたので、保護者の皆様にも共有させていただきたいと思います。
一般に、大人の視野は左右それぞれ150°と言われています。明るい所に立ち、目を動かさずに前方を見ると、はっきりと見えないまでも、真横辺りまでの様子が、目に入ってきますね。
では、子ども達はどうでしょうか?正確には分かっていませんが、60%(約90°)程度、というのが一般的な認識です。例えば信号のない交差点に立ち、道路の向こう側に渡ろうとしていると仮定してみましょう。大人は左右から走ってくる車が視野に入るので、車が通り過ぎて安全を確認してから渡りますよね。しかし子どもは、視野が狭いので、道路の向こう側しか見えません。一度左右を確認したとしても、視野が狭い為に近づいてくる車が見えず、「よし大丈夫!」と思い、道路を渡ってしまいます。保育室でも、子ども達同士の衝突等よく目にします。ついついその行動に「よく見てね」とか言ってしまいがちにになりますが、これは、子どもの不注意だけでなく、その原因に視野の狭さもあると考えられます。
子どもの安全を考えるならば、まず大人が「子どもの視野」について知る事が必要だと思います。私もチャイルドビジョンで、実際に子どもの目の高さ位までにしゃがみ、顔に当てて周囲を見渡してみると、思った以上の視野の狭さに驚いてしまいました。
保護者の皆様も機会があればチャイルドビジョンを体験してみて下さい。ただしチャイルドビジョンを使用しての屋外での歩行や遊具の使用は危険を伴いますので、避けて下さい。

*チャイルドビジョンと検索すると東京都のホームぺージ等で作り方がダウンロードできます。

看護師K.Y

かぼちゃの種取り

2023/09/20

先日、食育で給食に使う「かぼちゃ」を3歳から5歳の子どもたちに種を取ってもらいました。

大きなかぼちゃを見て「大きい!」「かぼちゃだ!」と歓声が上がりました。保育士から「重たいと思う?軽いと思う?」の問いかけに「重たいよ!」「軽いよ!」と答えていましたが、かぼちゃを持ってみた子どもたちは、「重た~い」と言っていたり、「軽いよ!」と頭の上まで持ち上げる子もいました。

4分の1に切ったかぼちゃを子どもたちに渡して「どうやったら種取れるかなー?」と問いかけると手で種を取り出す子や手で取るのが難しい子は「スプーン欲しい」と保育士に言う姿もあり、スプーンで種をすくって取っていました。綺麗に繊維や種がなくなるまで夢中になって種取りを行っていました。

次の日に、子どもたちが種取りをしたかぼちゃが「かぼちゃの煮物」として給食に出ると、いつもは苦手であまり食べない子でも少しでも挑戦してくれたり、美味しいと言ってくれたりと様々な反応がありました。今は苦手な食べ物も、楽しい食体験や思い出によって大好きな食べ物に変わっていくといいなと思います。

保育士S.T

 

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