2歳児クラスでは日中の活動で小麦粉粘土を使用して遊びました。
今回は粉から子どもたちと一緒に粘土を作ってみることに。
最初はサラサラしていた粉に水がかかると一気に感触が変化し、べちゃっとした状態に。子どもたちは触りながら「うわーなんかべちゃってしてる」と言いながらも表情は笑顔だったり、もっといっぱい触りたいと言わんばかりに目をキラキラさせていました。
粉を捏ねながら保育士に「沢山混ぜた後にまた粉を入れるともっと粘土みたいになるよ」と教えてもらうと、少し捏ねては「粉ちょうだい」と何度も繰り返し、べちゃっとした状態からふわふわの柔らかい状態に。その後も続けて作った粘土を捏ねたり、丸い形を作ってみたり。又自分なりに細く伸ばしてヘビに変身させる子も。こうして楽しく遊びながら途中で更に粉を追加したり、友だちが残した粘土も混ぜていくうちに気づくと自分の顔ぐらい大きな塊を作り出したSくん。
時間をかけて自分の手で作りあげたこともあり、自然と小麦粉粘土に愛着が湧いたようで、みんなでの粘土遊びが終わっても袋の中に入れて、どこに行くにも大事に抱えて一緒に移動していました。食事中も自分の横に置き、お昼寝も「一緒に寝る」と言って、布団の中に入れてあげ、優しくトントンしながら一緒に眠りについていました。
起きてからもまだまだ愛着は薄れず、自分の横に粘土を置くと、絵本を粘土に見える角度に持ちながら、添い寝のような状態で読み聞かせまで!
そんなSくんに「この粘土大好きだね」と声をかけると「これは赤ちゃんなの」「僕お父さんになった」と言ったのです!
赤ちゃんという存在を理解し、その赤ちゃんのお世話をする人がお父さんということも認識していることに驚いたと共に、自分で時間をかけ、大きくなるまで作り上げたことで、Sくんには特別な物・存在になり、だからこそ大切にする・お世話をしてあげたいという気持ちになったのかなと感じました。
遊んだ翌日も保育園に来るなり「赤ちゃんは?」と粘土を探してまたその日もお世話の続きをしてあげていました。
感触遊びとして触ったり好きな形などが作れればと思っていた小麦粉粘土遊びがまさかのここまでに発展していき、こんなに大切にするまでになったことにとっても嬉しくなり、心がほっこりしました。




保育士S.O







