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2022年 3月

平和

2022/03/31

園の庭や玄関先に 春の訪れの花が満開に咲いています。そして、また、蝶のさなぎも。

3月から4月に変わる今頃は、卒園の別れと入園の出会いが24時間で変わる風景となります。

何年も繰り返されるこの経験は、同じような光景だが異なる。それは、一人として同じ人はいないから、私はその異なることを楽しみにしています。

保育園は0歳児から長くて6年間をともに過ごしますが、子どもの一年の成長は面白いほど興味深い。そして、職員の成長も最近は楽しみに感じています。

今読んている書物の中にある「心・技・体」という言葉を振り返ってみた。保育園の生活に、大人が子どもたちと接するときの愛情の現れが、子どもが他の人に接するときのやさしさや思いに繋がり心の栄養になっている風景を目にします。

ふと、その風景は私の心の栄養にもなり、口にしないながらも「いいね~」のマークがつきます。 しかし、最近は戦争という命の危険を人が引き起こしているニュースを聞くたびに、戦争を起こす人も平和を維持する人もみんな人なのだということ。 今一度、子どもたちの夢を壊さないために、「平和」を維持する方法をみつけ、そして、子どもたちが自分で考える力をつけ、思いやりをもって議論できる大人に成長していく姿をこれから先にみたいですね。

今年度も一年間、皆さんと過ごせたことに感謝し、また、あらたな年度を楽しみに過ごせることを願っています。

副園長

思い出いっぱい!

2022/03/25

春です。私は春になるとちょっぴり感傷的になってしまいます(笑)

去年の子どもたちの姿を思い出しては、“あ~このスタイつけてたなぁ”、“入園当初に比べると身長がすごい伸びた!”、“お話が上手になったなぁ”、“朝はあんなに泣いていたのに、たくましくなったね”などなど、、、一人ひとりの成長を思い出しては、懐かしさや嬉しさでいっぱいになる反面、ほんのちょっだけ寂しくもなります。しかし、子どもたちはこれからもっとたくさんのことを経験し成長していきます。そんな子どもたちの成長の瞬間を側で見守ることができる保育士という仕事につけて良かったと感じます。

今後も子どもたちと一緒に笑ったり、悲しくなったり、時には気持ちをぶつけあったり、、、思い出あふれる日々にしていきたいです。そして、また春になって感傷的になることでしょう!(笑)

保育士W・M

小さな社会の中での経験

2022/03/23

光徳保育園では、進級に向けて3月から新しいクラスで過ごしています。新しい3歳児クラスのお友だちは、新しいお部屋はもちろん、4・5歳児のお姉さんお兄さんと共に過ごすことも初めて!少しドキドキしている様子で過ごしていました。そのような中、3歳児クラスのAくんが上履きが履けないと困っていました。Aくんは「せんせい、やって!」と言うので、隣に座っていた5歳児のBちゃんにお願いをしてみました。Aくんは最初「せんせいがいい!」と言ったのですが、「やさしいお姉さんが手伝ってくれるみたいだよ」と伝えると、Bちゃんが手伝う姿をじっと見始めました。Bちゃんは「うーん…こうやって…なんで入らないの!」としばらくやってみると難しく、困り始めます。すると、お願いしているAくん自身が「できないの?こうやってぎゅーってやるんだよ」と手を出し自分で履こうとしたのです(笑)しかしそれでも履けず…それを見かねた4歳児のCくんがもう片足のお手伝いをしてくれたのですが、やっぱり履けず…。今回はお迎えの時間と重なってしまい、履けずに終わってしまったのですが、また数日後に同じような場面に出くわしました。

 

Aくんがまた履けずにいると…4歳児のDくんが手伝い始めました。今回はAくんもお兄さんの存在をすぐに受け止め、すぐに手伝ってもらう体勢に(笑)今回もなかなか履けずにいると、Aくんが「お兄さんにやってもらってるの!」「お兄さんすき!」と言い始めました。さらに、「ぐってしてー!」と指示を出しながら、お兄さんの頭を撫でたり、こちょこちょをしたりスキンシップをとり始めたのです。前回からの様子と比べると、年上のお友だちに対して心を開き始めたと感じる瞬間で嬉しく思いました。

ちなみに…上履きは結局履けず保育士のお手伝いにより履くことができました。Aくんが履けるようになるのが先なのか、お友だちが履かせてあげられるようになるのが先なのか…これからの成長を楽しみに見守っていきたいです!

 

保育士 H・M

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